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起動後のログイン 新規ユーザ登録 su コマンドと reboot コマンド システム終了コマンド X の設定 Window manager 類の snap shots /sbin/setup コマンド |
さて,Plamo 3.3 は起動できましたか?
次の【図7-1】がコンソールのログインの画面です.
root のパスワードはすでに設定済みですから,
vm-asus2 login: に root と入力し,
次の Password: に正しいパスワードを入力します.
(vm-asus2 というのは今回設定したホスト名ですので,
ここは各自の設定したホスト名になります.)
【図7-1】 |
---|
この部分は fortune といって,
ログイン時に毎回違った諺のようなものを表示します.
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You have Mail. と表示されているように,
Mail が届いていますが,これは作者の「こじまさん」からのもので,
Plamo の紹介の文面などです. まぁ,Mail を読むのはもう少し後からにしましょう. |
ではまず,新しいユーザを作成することにします.
ここでは例として,次の設定で新しいユーザアカウントを作ることにします. |
ユーザ名 | = kmoue |
ユーザ ID | = default |
グループ名 | = default[users] |
ホームディレクトリ | = default[/home/kmoue] |
使用する shell | = /bin/bash |
Window manager | = default [afterstep] |
kinput2 日本語入力設定 | = 1 : ローマ字入力 |
KDE フォント設定 | = 2 : アンチエイリアス有効・ゴシック系 |
アカウントの期限 | = 設定しない |
まず,adduser と入力して,Enter します. 次の「日本語にしますか?」は 最後の [y/N]の大文字がデフォルトの選択になりますから, 日本語で進めたい時は,y と入力してから Enter します. ただし,端末で日本語を表示するには kon が必要ですから, 最初に kon と入力して Enter ,次に adduser と入力します. kon を抜ける時は,端末のプロンプトに exit と入力します. 何も入力しないで進めている項目は,デフォルトの選択をしているわけです. |
【図7-2.en】 |
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【図7-2.jp】 |
【図7-3.en】 |
【図7-3.jp】 |
【図7-4.en】 |
【図7-4.jp】 |
初期項目の入力が終了すると,これまでの入力内容が一覧表示されます. この内容を破棄する時は,キーボードから Ctrl + c を打ちます. このまま続けてアカウントを作るなら Enter を叩きます. |
【図7-5.en】 |
【図7-5.jp】 |
次に新しいユーザの情報を入力します. 特に必要がなければ,フルネームだけの入力で進め, このユーザのパスワードを New password : と Re-enter new password : のプロンプトに入力します. (入力内容は表示されません.) これで新しいユーザアカウントが出来ましたので, root のプロンプトに戻ったら,exit と入力してログアウトし, 新規ユーザでログインしてみます. |
【図7-6】 |
ログインに成功するとユーザのプロンプトに変わっているのがわかります.
ユーザのホームディレクトリ /home/kmoue も作成され,ログイン時のカレン トディレクトリは,ここになります. pwd と打ち込んでみれば,/home/kmoue と表示されます. 次は,ユーザから su コマンドで root になる画面です, この場合,root のプロンプトに exit とすると, 元のユーザに戻れます. オプション引数-を用いると, $ su -, 直接 root でログインした場合と同じ環境に初期化されます. |
【図su-command】 |
次は root になってシステムを再起動するコマンドです. |
【図reboot-command】 |
次にシステムを終了するコマンドです. halt ,init ,shutdown コマンドを使った画面です. |
【図halt-command】 |
【図init-command】 |
【図shutdown-command】 |
次は,X Window を使うための設定ですが,
XFree86-4.3.0 の X の設定方法,
xf86cfg -textmode で設定する方法
をご覧ください. これらは,plamo-3.1 RC1 で設定した時の内容ですが, plamo-3.3 付属の XFree86-4.3.0 も同じことですので, 文中の plamo 3.1 RC1 は plamo 3.3 と読み換えてください. 以下の画面は,数種の X Window manager の起動画面と,アプリケーション類を開いた画面の snap shot です. 選択する時の参考になさってください. 画面を見て頂けばわかりますが, Afterstep <--> qvwm <--> fvwm2 は相互にそれぞれのウィンドウから切替えて使えるようになっています. |
【図AfterStep】 |
【図AfterStep-2】 |
【図KDE】 |
【図KDE-2】 |
【図Qvwm】 |
【図Qvwm-2】 |
【図Fvwm2】 |
【図Fvwm2-2】 |
他にシンプルな,mwm と twm も開くことができます. |
plamo 3.3 から新たに /sbin/setup コマンドが加わりました.
これまで個別に特定のコマンドで実行していた,「ネットワーク設定
( netconfig )」や,「ブートローダ lilo の設定 ( liloconfig )」
などなど数々の設定を,/sbin/setup コマンドを使うことで,
一覧メニューから選択して実行することができるようになりました. |
【setup 起動画面】 |
終了は,このメニューの 「Exit setup 終了」を選択します, |
【setup 画面2】 |
以上,plamo-3.3 のインストール過程と,
変更/追加になった点をお知らせしました.
実際にはメンテナの方々のお蔭で,font 関係や WM 類,
その他いろいろと手が加えられていますから,
更に使いやすくなっているのが実感できるでしょう.
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