・転居通知

Linus さんから転居を知らせるメール(娘さんの写真入り Air mail :-)が届く。新居はオレゴン州のポートランドらしい。Transmeta を離れたから、シリコンバレーに留まる必要は無くなったのかしらん?

・ツバメの雛のこと。

いつものように、ガレージの隅のツバメの巣を覗いたら、一羽がへろへろと飛んで外へ逃げて行った(笑)。そろそろ飛べるようになったのだなぁ。でも、親ツバメはすいすいと飛ぶのに対して、まさに「へろへろ」という感じで、これからは巣を出て、飛ぶ練習になるのだろうな。思わず「あの鳥はまだうまく飛べないけど、いつかは風を切って知る」という「鳥の詩」のフレーズを思い出してしまった。

・現実逃避の引用 + 個人的なメモ代り

「異神 下 山本ひろ子/ちくま学芸文庫」より

「『覚禅鈔』「愛染明王」下に、「頂十字二人黄六粒有テ五龍コレヲ守リ、明王コレヲ摂伏ス」とし、六粒は心王の「六識」に、十粒の場合は「三魂七魄」に配するというある師の説が見える。「人黄」とは命根=命のエッセンスのようなもので、また肝とも「八部の肉団(心臓)」とも言われる。図の五粒はその「人黄」、あるいは守護神の五龍王であろう。なお「反魂香」は、死者の魂を呼び戻す効能があると信じられた。」

うーむ、、ここまでくると「真言立川流」まであと一歩って感じだなぁ。個人的に、真言立川流が日本国内で独自に成立したのか、チベットあたりのタントラ密教の影響を受けているのかに興味を持っているのだけど、このヘンを見てると日本国内で「異神」等との混交を経て独自に成立したと考える方がよさそうだなぁ。あ、でも、この「異神」自体がタントラ密教的な教義を持ってきた可能性もあるわけか。

まぁ、源は同じである日本密教が、タントラ密教とは無関係に、土俗的な影響を受けながら似たような性的エネルギーを昇華させる教義を生み出したと考える方が面白そうな気はするけど、でもそうなると中期密教の教義から後期のタントラ密教が出てきたあたりをもう少し調べる必要があるか。。


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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41