*xfplamoconfig がハングアップ [#uf5c4a49]
- Katsumiさんによる質問 (2011-06-25 (土) 18:23:56投稿)
Plamo Linux 4.73インストール完了後、startxがうまく起動しないため、xfplamoconfigを実行して、まずはxorg.confを作ろうとしましたが、確定のOKを押すと、画面が固まってしまい、うんともすんとも言わなくなってしまいます。画面が消える前に何行かログらしきものが出ていますが、すぐに消えてしまうため、内容はよくわかりません。どうしたらいいでしょうか?
使用機器: Dynabook Satellite 1800 SA75P/4
#areaedit
/* Graphics Engine for Cyberblade/i1 */
#define GER_SRC1 0x2100
#define GER_SRC2 0x2104
#define GER_DST1 0x2108
#define GER_DST2 0x210C
#define GER_CONTROL 0x2124
#define GER_CTL_RESET (1 << 7)
#define GER_CTL_RESUME 0
があるのでこのドライバーでよいのではないでしょうか?-- 名倉
- 色々ありがとうございます。ドライバは正しいもののようですね。ちゃんと手順通りやってみたのですが、やっぱりうまくいきません。ハングアップしてしまい応答が返ってきません。xfplamoconfig上の設定で何かポイントはありますか? ドライバの部分をデフォルトから"vesa"にしてみたり、VsyncやHsyncを60Hzにしてみたりしてみたのですが、状況は変わらないです。これは、あきらめモードでしょうか・・・。 -- Katsumi
- 手元に実機がないのは弱いですねもうひと粘りお願いします。/var/log/Xorg.0.logの内容を貼ってみてください。 -- 名倉
- xfplamoconfigでハングアップしたとき10-15分くらい放置してみてだめだったでしょうか?手元のマシンでドライバー非対応な場合ハングアップはしませんでしたすぐに終わってvesaになっていたのでxfplamoconfigの問題ではないように思っています。 -- 名倉
- 「放置」すべきかどうかの件は確かに気にかかっていました。HDDのアクセスランプがたまに点滅するので、もしかしたらアクセスしているのかも?とは思いつつも、あまりに長いので、強制的に電源を切断していました。ちょっと放置してみます。 -- Katsumi
- ということでいまちよっとlinux-2.6.39.1のツリーをのぞいてみたらtridentfb.oがあったのでtridentfbを有効にしたカーネルに入れ替えて情報をとってみてはいかがでしょうか自分はこの手で古めのradeonなんとかしています。とにかくマシンに情報を吐かせるよう仕掛けてみては? -- 名倉
- tridentfbの効用は分かりましたが、「tridentfbを有効にしたカーネル」の作り方が、ちょっとレベルが高すぎて分からないんですけど(苦笑)。ひとまずXorg.0.logをアップします。#ref(Xorg.0.log) -- Katsumi
- #refがうまく使いこなせないので、メニューの「送付」からファイルを取得してください。 -- Katsumi
- 手元にtrident TGUI9680なカードがあったのでi430TXなマシンに差し替えてみました。
幸いXが動いたので送付いただいたXorg.0.logと比べてみました。
(II) TRIDENT(0): initializing int10
(WW) System lacks support for changing MTRRs
(II) TRIDENT(0): Primary V_BIOS segment is: 0xc000
(II) TRIDENT(0): VESA BIOS detected
(II) TRIDENT(0): VESA VBE Version 1.2
(II) TRIDENT(0): VESA VBE Total Mem: 4096 kB
(II) TRIDENT(0): VESA VBE OEM: Trident TGUI96xx
(--) TRIDENT(0): Revision is 1
(--) TRIDENT(0): Found TGUI9680 chip
katsumiさんのマシンtridentfbがないので以下にすすめないのでは?
(--) TRIDENT(0): RAM type is EDO Ram
(--) TRIDENT(0): Using HW cursor
(--) TRIDENT(0): VideoRAM: 2048 kByte
(--) TRIDENT(0): Memory Clock is 42.95 MHz
(==) TRIDENT(0): Min pixel clock is 12 MHz
(--) TRIDENT(0): Max pixel clock is 40 MHz
(II) TRIDENT(0): <default monitor>: Using default hsync range of 31.50-37.90 kHz
(II) TRIDENT(0): <default monitor>: Using default vrefresh range of 50.00-70.00 Hz
(WW) TRIDENT(0): Unable to estimate virtual size
(II) TRIDENT(0): Clock range: 12.00 to 40.00 MHz
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "640x350" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "320x175" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "640x400" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "320x200" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "720x400" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "360x200" (vrefresh out of range)
[ 8.594331] PCI: setting IRQ 11 as level-triggered
[ 8.594395] tridentfb 0000:00:0c.0: found PCI INT A -> IRQ 11
[ 8.617152] tridentfb: framebuffer size = 2048 Kb
[ 8.672995] fb: conflicting fb hw usage Trident vs VGA16 VGA - removing generic driver
[ 9.104035] sd 0:0:0:0: Attached scsi generic sg0 type 0
解像度はとにかくとりあえずXは起動しました。linux-2.6.39.1 Xorg-7.5 tridentfb有効な状態です。 -- 名倉
- http://sourceforge.net/projects/tridentfb/ あたりから"tridentfb"をダウンロードして、installpkgすればOKですか? -- Katsumi
- やったことないからわかりません,手元ではlinuxカーネルソースに標準添付されているfbを有効にして利用しています。仕掛けてほっておけばよいので時間はかかるけれどまあこれが一番楽なので。 -- 名倉
- 結局のところ、カーネルを再構築するのが一番ということでしょうかね。私にとってカーネルの再構築はちょっと敷居が高いので、時間があるときに再チャレンジしたいと思います。今ちょっとだけチラ見したんですが、"make menuconfig"上で"Load an Alternate Configuration File"から"/boot/config"を選んだ後、メニューを追っていったら、"Support for frame buffer devices"の項目の中にあった"Trident/CyberXXX/CuberBlade support"がチェックされていませんでした。("tridentfb"は表面上出てきていませんが・・・)これを有効にして、"make dep bzImage modules"をすればOKな感じでしょうか? あまり詳しくないので、何かアドバイス等ありましたら、お願いします。 -- Katsumi
- 自分はこんな感じでやっています。linux-2.6.39.2のソースコードを落とすところからですが
# cd /usr/src
# wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/linux-2.6.39.2.tar.bz2
# tar xvjf linux-2.6.39.2.tar.bz2
# ln -fs linux-2.6.39.2 linux
# wget ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-test/kernelsrc_patches/UNICON/vd_unicon-kernel-20110319-2.6.38.patch
# wget ftp://plamo.linet.gr.jp/pub/Plamo-test/kernelsrc_patches/UNICON/vd_unicon-kernel-fonts-20040205.patch.bz2
# bzip2 -d vd_unicon-kernel-fonts-20040205.patch.bz2
# cd linux
# patch -p1 < ../vd_unicon-kernel-fonts-20040205.patch
# patch -p1 < ../vd_unicon-kernel-20110319-2.6.38.patch
# cp /boot/config-2.6.xx.yy-plamoSMP .config
# make menuconfig
# make
# make modules_install
# make bzlilo
# reboot
make menuconfigで変更するところはKatsumiさんが見つけられたところをn->mに。-- 名倉
- ありがとうございます。とても助かります。進捗があったら、また報告します。 -- Katsumi
- linux-2.6.39.2でまずやってみたのですが、起動時の途中で画面がぐちゃぐちゃになってしまい(理由不明)あきらめました。
気を取り直して、オリジナルのlinux-2.6.32.16で
# cd /usr/src/linux-2.6.32.16
# make menuconfig (Trident/CyberXXX/CuberBlade support -> m にして)
# make clean
# make bzImage
# cp arch/x86/boot/bzImage /boot/vmlinuz.new
# make modules
# make modules_install
をしたあと、/boot/grub/menu.lstを編集し、上記、vmlinuz.newでbootするように 変更して立ち上げました。startxしてみましたが、やっぱり画面が固まります。 この時のXorg.0.logを添付します。
#ref(): File not found: "Xorg.0_1.log" at page "質問箱/9"
ログを見ると、ちゃんとTridentのfbは認識しているようなのですが、やっぱり立ち上がりません。 う〜ん、わかりません・・・。 -- Katsumi
- 手元のradionも起動時画面がくちゃくちゃになってしょうがなかったですがlinux-2.6.39.xあたりでおさまったのでいけるんじゃないかなあとおもっていました。てもとのatom330intel i945あたりカーネル起動オプションにVGA=788をつけると回避できました。起動時ぐちゃぐちゃな画面は折れそうなるかもしれませんが古いめのカーネルではどうしようもないのではがんばってください。 -- 名倉
- 手元のマシンでもたしかに起動中に反転したペンギン画像,全面白色表示後通常の起動ログ表示にもどりプロンプトとなります。ここでちょっと気になったのですが手元のVGAカードは
[ 8.409977] PCI: setting IRQ 11 as level-triggered~
[ 8.410037] tridentfb 0000:00:0c.0: found PCI INT A -> IRQ 11
[ 8.412214] tridentfb: framebuffer size = 2048 Kb
[ 8.474871] fb: conflicting fb hw usage Trident vs VGA16 VGA - removing generic driver
IRQ 11を利用しています。IRQが衝突したりしていると所定の動作をしない可能性があります 。念のためBIOS設定でSOUND,USB,LANあたりをOFFにしてみるとなにかわかるかもしれません?-- 名倉
- アドバイスありがとうございます。いろいろやってみたのですが、報われません・・・。私の環境ではIRQのconflictは発生していないようですが、念のため、BIOS上でできる限りの割り込みを殺してみましたが、変化はありませんでした。ログによると、私のボードのTridentはIRQ10ですが、/proc/interruptsからは情報が得られませんでした。
#ref(): File not found: "interrupts.txt" at page "質問箱/9"
これでまた袋小路状態です。(苦笑) -- Katsumi
- あと、ここの情報も参考に試してみました。解像度以前に、私の場合、xorg.confが/etc/X11の下にないので、/root/xorg.conf.newをコピーして色々編集してみたりしたのですが、やっぱりダメでした。 http://debrislinux.org/index.php?topic=215.new -- Katsumi
- 手元のディスクやりくりの都合上さきほどのディスクは使えなくなったので別のディスクにPlamo-4.73をインストールしてみました。リモートからログインするため/etc/fstabを編集したのみですがあっさりXが起動してしまいました。
(II) TRIDENT(0): VESA BIOS detected
(II) TRIDENT(0): VESA VBE Version 1.2
(II) TRIDENT(0): VESA VBE Total Mem: 2048 kB
(II) TRIDENT(0): VESA VBE OEM: Trident TGUI96xx
(--) TRIDENT(0): Revision is 1
(--) TRIDENT(0): Found TGUI9680 chip
(--) TRIDENT(0): RAM type is EDO Ram
(--) TRIDENT(0): Using HW cursor
(--) TRIDENT(0): VideoRAM: 2048 kByte
(--) TRIDENT(0): Memory Clock is 42.95 MHz
(==) TRIDENT(0): Min pixel clock is 12 MHz
(--) TRIDENT(0): Max pixel clock is 40 MHz
(II) TRIDENT(0): <default monitor>: Using default hsync range of 31.50-37.90 kHz
(II) TRIDENT(0): <default monitor>: Using default vrefresh range of 50.00-70.00 Hz
(WW) TRIDENT(0): Unable to estimate virtual size
(II) TRIDENT(0): Clock range: 12.00 to 40.00 MHz
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "640x350" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "320x175" (vrefresh out of range)
(II) TRIDENT(0): Not using default mode "640x400" (vrefresh out of range)
root@txp4:~# cat /proc/interrupts
CPU0
0: 451784 XT-PIC-XT timer
1: 60 XT-PIC-XT i8042
2: 0 XT-PIC-XT cascade
3: 3 XT-PIC-XT
4: 3 XT-PIC-XT
ここに ISA NIC(ne2000互換)
7: 1 XT-PIC-XT
8: 0 XT-PIC-XT rtc0
10: 1388 XT-PIC-XT uhci_hcd:usb1, eth0
ここ Trident Microsystems TGUI 使用
14: 3033 XT-PIC-XT ata_piix
15: 67 XT-PIC-XT ata_piix
NMI: 0 Non-maskable interrupts
LOC: 0 Local timer interrupts
Socket7世代のマザーなので微妙にすっきりかも?
残念ながら手元で現象の再現はできなかったようです。Trident Xドライバーのパッチないか探索してみます。 -- 名倉
- ためしにxf86-video-trident-1.3.4に上げてみましたが手元のマシンは普通に起動しました。調べてみましたがTrident Microsystems CyberBlade?/i1ってIBM,COMPAQ等そうそうたる採用例のようですがこれはと思えるパッチはみあたらないようですね。-- 名倉
- 色々試して頂いてありがとうございます。そうですか・・・、Tridentでも無事立ち上がるものもあるのですね。だんだん何が悪いのかわからなくなってきてますが、まずはxorg.confが生成できる状態になりたいです。 -- Katsumi
- 本体裏側のRGBコネクターにCRTまたはLCDを接続して様子を見れませんか? -- 名倉
- なるほど・・・。アナログRGBケーブル、まだあったかな?? ちょっと手間取りそうなので、しばしお待ちください。またご報告します。 -- Katsumi
- アナログケーブル、見つけたのでデジタルLCDにつなぎ替えてみました。が、特に改善は見られませんでした。startxやxfplamoconfigをしてもやはりハングアップします。どこかチェックポイントはありますでしょうか? デジタルLCDの解像度は、1920x1080 32bitです。 -- Katsumi
- 以前から気になっていたのですが、dmesg.txt の line466 で、tridentfbが IRQ11 になっているのはいいんでしょうか?? IRQ10な気が・・・。(dmsg_usegpio.txtは、dmesg.txtのWarningで古いボードの場合は、"use_gpio"を定義しなさいと書いてあったので、一応やってみた場合の結果です) -- Katsumi
#ref(): File not found: "dmesg.txt" at page "質問箱/9"
#ref(): File not found: "dmesg_usegpio.txt" at page "質問箱/9"
- アップロードしていただいたinterrupts.txtと突き合わせるとusb,soundと同じIRQなのでBIOSの設定でUSB,SOUNDのOFFが可能ならば変化があるように思います。 -- 名倉
- よく見たらカードバスともぶつかっているようですね。 -- 名倉
- BIOSでうまくOFFできない場合は/etc/modprobe.confに記述することによりモジュール(ドライバー)のロードを止めることができるのでためしてみてください。 -- 名倉
- もう訳が分からなくなってきたのでゼロから再インストールしたりしてみたのですが、どうもTrident自体はちゃんと認識していて解像度やsyncの設定でもエラーは出ていないんですよね。ただどうしても絵が出てくれない・・・。今回致命的だったのは"xfPlamoconfig"がいつもハングってしまって今まで一度も動いたことがない(泣)、ということで、これが動いてくれれば少しはデバッグできるのに・・・と思っていました。
ちょっと行き詰まったので、旧バージョンのPlamo4.0(2.4.26)を入れてみたら、デフォルトのTridentで普通に動いちゃいました。Xの種類が違うのでなんとも比較できませんが、H/W的にはだめじゃないんだな、ということがわかりました。
旧バージョンではちゃんと動くので、このマシンは最新OSには移行できない「かわいそうな」ノートPCとして余生を送ってもうらうのがいいかな(笑)、と思っています。 -- Katsumi
- Plamo-4.22あたりはどうでしょうか? -- 名倉
- Plamo-4.22で動きました。xfPlamoconfigも初めて動作しました。ちょっとうれしいです。このバージョンで余生を送らせましょうか?(笑) -- Katsumi
- このあたりまで動くようなら後はオーナーの愛情(手間を惜しまない)次第でPlamo最新公式版に肉薄した最新パッケージ利用できるかもと思います。まあいわゆる野良パッケーケージングの薦めになってしまいますが。騙されたと思ってPlamo-4.5にしてみるともうすこし労力は軽減できるかもしれませんが? -- 名倉
- 騙されたと思ってPlamo-4.5にしてみたところ、xfplamoconfigも何もせず、すんなり動いてしまいました。アドバイスありがとうございました。しばらくこの環境で遊んでみます。 -- Katsumi
- おおーよかった。でもxfplamoconfigは忘れずに。 -- 名倉
#areaedit(end)
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