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Subject: [plamodocs:01711] next Plamo project From: KOJIMA Mitsuhiro <kojima@****> To: plamo-maintainer@linet.gr.jp Cc: plamodocs@linet.gr.jp Date: Sun, 12 Sep 2010 15:46:21 +0900 (JST) こじま@Plamo-4.73 の残り仕事(updater)も一段落したので,しばらくは雑談 モード,です. まだ全然決まっていることはなくて,方向性を考えたいレベルの提案ですが, 次の Plamo はどうしたものでしょうね? 個人的には,そろそろ 64bits 化に再挑戦してみようか,という気がしています. ご存知のように 64bits 化は以前に一度手を付けかけたことがありますが, 4GB以下のメモリ環境だと 64bits 化するメリットよりもデメリットの方が多かっ たので,手を引いてしまいました. 一方,最近ではWindows環境も64bits化が進み,over 4GB なメモリを持つ環境 もそれなりの値段で入手できるようになってきたので,そろそろ 64bits 化に 再挑戦してもい時期かな,と思っています. 最近ではノウハウも蓄積されているので,64bits化自体はそれほど難しくはな いと思っていますが,64bits化した場合の問題として,Plamoのユーザに多そう な古いPC環境のサポートをどうするか,という話が出てきそうです. 64bits 化自体は,現状の Plamo-4.73 ベースで,まず GCC/Glibc2 を 64 bits 化し,その上で必要なソフトウェアをコンパイル仕直していけば実現でき そうに思いますが,その場合,64bits 用にビルドし直したバイナリは 32bits な環境では動かなくなるので,32bits 環境が取り残されそうな気がしています. 対策として,細部は検討していませんが,PlamoBuild スクリプトを 32bits/64bits 双方で共有できるようにしておけば,64bits 用に新しく追加さ れたパッケージの 32 bits 版を作るのも容易になるので,32bits 用の環境を (仮想環境ででも)置いておけば,64bits 版への追従は可能かな,とも思ってい ます. # インストーラは,64bits化する必要はないので32bits版だけでいいだらう.. もう一つ,64bits 化という過去と非互換な更新をするなら,ついでに UTF-8 化してしまうのもありかな,という気もしていますが,EUC-JP へのニーズは思っ たよりも高いので,64bits 化しても locale はデフォルト EUC-JP の方がいい でしょうかね? ------ こじま