* Btrfsをroot partitionにした場合、grub/lilo がインストールできないことがある。 [#s13507ef]
厳密に言うと、root partition ではなくカーネルを置く /boot だけど、lilo の場合は btrfs に未対応なので、/boot が btrfs の場合はインストールできないので、/boot はroot partitionとは別に ext2 あたりで小さなパーティションを作ってマウントしてやる必要がある。
grubの場合はbtrfsも認識するものの、パーティションを切る際に cfdisk を使うとディスクの先頭(63セクタ目)から最初のパーティションを取ろうとするので、grubをインストールするスペースが無いからエラーになる。一方、fdiskを使うと、最近の流儀で2048セクタ目から最初のパーティションを取るので、十分に空きスペースがあってbtrfsを扱うのに必要な情報と共にgrubをインストール可能になる。
cfdiskが使う63セクタというのは1セクタ=512バイトだった昔のHDDでは標準だったものの、最近の1セクタ=4096バイトになった大容量HDDでは互換性に問題が生じることがあるので、fdiskの2048セクタから取るというのが最近の標準らしい。
このあたり、インストーラに使っている fdisk/cfdisk のバージョンが古いことが根本原因なものの、Plamo-5.3.1でこのあたりをイジるのは難しいので、Plamo-nextの課題ということにしておく。