* kernel config に追加事項 [#r61f2764]
- ページ: 不具合報告/Plamo64-1.0
- 投稿者: 植竹
- 優先順位: 重要
- 状態: 提案
- カテゴリー: 不具合報告
- 投稿日: 2012-12-27 (木) 18:28:17
- バージョン: 5.0b4
メッセージ †
kernelが3.5.xになって以降CONFIG_DRM_RADEON_KMS=is not setになったので、radeonのドライバーでXが使えません。
vesaドライバーでは、最近のwide displayに対応できないので、kernel-3.4.xの時のように「yes」にして欲しいです。
- 手元では、さっさとプロプライエタリなcatalystのドライバに逃げちゃってxorgのradeonドライバはきちんと試してなかったのだけど、改めてCONFIG_DRM_RADEON_KMSをONにしたカーネルで試してみたら思ったよりも使えますね。ただ、OpenGLあたりの対応が未完成な印象で、まだCatalystのドライバに一日の長がありそうな感じ。 -- kojima
- CONFIG_DRM_{RADEON,I915}_KMSを有効にすると,ランレベル3で起動できないハードウェア環境があったと記憶してます。Plamoのカーネルパッケージは,少しでも多くのマシンが無事にインストール・起動できるように,デフォルトでKMSを無効にしてます。Plamoのカーネルソースパッケージをインストールすると,make && make install && make modules_installで簡単にカーネル更新できるようになってますので,個別のチューンはユーザでよろしくです。 -- tamu
- 現状でいいと思います。 -- 名倉
- ちと現時点でカーネルを入れ替えるのはやりたくないので現状維持のつもりだけど、KMS回りのトラブル報告があったのはだいぶ前の話だから、最近のカーネルでの状況は再確認した方がよさそうな気はしますね。 -- kojima
- 御意です。:-) -- tamu
- ううううーんlinux-3.8-rc1はまだ触りたくないなあ,わがままかなあ? -- 名倉
- 困ったことに kernel-3.7.1だとcatalystなドライバ(amd-driver-installer-catalyst-12.10-x86.x86_64.run)はエラーになってビルドできないですね。VM_RESERVEDという定義が3.7系では無くなったことが原因っぽいのだが、さてどうしたものか。 -- kojima
- 仕方ないので、KMS周りをONにしたカーネルを作ってみたけど、手元のRadeon HD5700とIntel 945GMだとKMS ONの方が調子がいいというか、デフォルトの状態だとYouTubeの再生もかなり苦しい感じ。2台ほどしか試してないけど、ここ3、4年以内のマシンだとKMS ONの方がよさげな印象。 -- kojima
- 手元にIntel 945GMなマシンがあるんで,試しにCONFIG_DRM_I915_KMSを有効にして,カーネル再構築中。一応,lilo.confにvmlinuz.oldのエントリを作成しておいた。makeに2時間弱かかるんで,しばしお待ちを。 -- tamu
- あらびっくり全然やってなかったんですか。手元ではPlamoインストール=KMS ONカーネルに作り直しです。DRIがなんとかのころからだからいつからやっているかはもう忘却のかなた。日記には随時書いていたつもりだけれど。 -- 名倉
- KMSを有効にすると,フレームバッファのペンギンロゴが見えなくなるのが,ちょっと残念なところ(^^;)。 -- tamu
- まぁ、いまからカーネルを入れ替えるのは手間なので、とりあえず手元でKMS ONでビルドしたカーネルをcontribにでも収めておいて、必要な人はそっちに入れ替えるようにしてもらうことにしませう。 -- kojima
- make終わった(7:40開始)。必要な人は,カーネル再構築でいいと思います。:-) -- tamu
- 手元のマシンは,KMSを有効にしたカーネルで大丈夫だった模様。xengineが,めっちゃ早くなった。コンソールの解像度を変えるには,どうすればいいんだっけ? -- tamu
- [plamo:30652] Re: Plamo4.72について3個の質問 video=800x600 あたりでしょうか。 -- 名倉
- ありがとうございます。video=640x480で解像度が下がりました。今回は見送りだけど,インストーラのカーネルも,これで大丈夫っぽい。 -- tamu
- tamuさんそれは大甘だとおもう。ただ当たりをひいただけ。 -- 名倉
- やっぱそうか(^^;)。 -- tamu
- きつい書き方でごめんなさい。Plamoは初心者おことわりにつながりかねないことはいやなので。インストールの敷居できるだけ低いほうがいいと思っています。 -- 名倉
- とりあえずこんな内容をREADME.EUCに追加して、手元でビルドしたKMS-ONなカーネルをcontrib/Kernel/に収めておくことにします -- kojima
- kernel-3.7.1 with KMS
KMS(Kernel Mode Set)とは,カーネルが直接ビデオカードを操作して
解像度等の設定を操作する機能です.最近のXのドライバでは,
カーネルのこの機能を利用して,比較的新しめのビデオカードを
より積極的に利用することができるようになっています.
一方,古いビデオカードの中には,KMS経由で操作すると正しく動作しない例が
知られています.
そのため,Plamo-5.0のデフォルトのカーネルではKMSをオフにして
安全側に振っていますが,比較的最近(過去5年くらい?)のビデオカードを利用されている
方のためにKMSをONにしたカーネルをcontrib/Kernel/以下に収録しました.
(x86) : contrib/Kernel/kernel-3.7.1_plamoSMP-i586-P2.txz
(x86_64) : contrib/Kernel/kernel-3.7.1_plamo64-x86_64-P2.txz
こちらのカーネルに更新する場合はroot権限でupdatepkgコマンドを実行してください.
なお,カーネルのファイル名等はデフォルトのカーネルに合わせているので,
ブートローダにgrubをお使いの場合はそのまま再起動可能ですが,
liloをお使いの場合はroot権限で/sbin/liloコマンドを実行し,
マップファイルを更新することをお忘れなく.