・coreutils の罠
Plamo-4.1 では fileutils 等を新しい coreutils パッケージに入れ替えたの だけど,この coreutils 由来の tail コマンドが +3 というオプション(カウ ントオプション:3 行目から表示する)を受けつけないのでしばらくハマる.
coreutils のソースをあれこれ調べていたら,準拠している POSIX の仕様が 1003.2-1992 から 1003.2-2001 に変ったことによる変更だとか. _POSIX2_VERSION という環境変数に "199209" を指定すれば古い仕様で動作し て +3 というオプションも使えるようになるのだけど,ちょっとメンドくさい 印象.コンパイル時に指定可能だそうだから,デフォルトで古い仕様で動くよ うにコンパイルし直した方が楽かな?
でも coreutils だと ls -l の表示も
kojima@plamo41[~/coreutils-5.2.1]% ls -l 合計 1969 -rw-r--r-- 1 kojima users 45213 2004-01-13 05:47 ABOUT-NLS -rw-r--r-- 1 kojima users 2819 2002-10-03 19:41 AUTHORS -rw-r--r-- 1 kojima users 17992 2000-01-12 15:41 COPYING -rw-r--r-- 1 kojima users 188525 2004-03-13 04:03 ChangeLog
みたいに変更されているので,ls -l の出力を cut で切り出すようなスクリ プトは動作がおかしくなりそうだなぁ.coreutils への移行の影響はかなり大 きいかも..