diary/Kojima/2006-03-18
の編集
http://plamo.linet.gr.jp/?diary/Kojima/2006-03-18
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
|
ログイン
]
-- 雛形とするページ --
diary/Template
[[diary/Kojima]] ・「いかなご」の季節 私の住んでいる兵庫県南部では,「いかなごの釘煮」が春の風物詩です.3月1 日にいかなご漁が解禁になり,近所のスーパーでもいかなごの釘煮用の醤油や ザラメ,釘煮を入れるためのパック等が特設コーナーに並びます.郵便局もこ の時期になるといかなごを送るための [[専用パックのサービス:http://www.japanpost.jp/pressrelease/s09/yubin/060125_09201.html]]始めたり. ウチでも,各地の知人にいかなごの釘煮を送るために,毎年 20kg 前後のいか なごを買ってきて大鍋で釘煮にしていますが,今年はその光景を写真に撮って みました. #ref(ikanago01.jpg,nolink) まずは買ってきた「いかなご」をざるにとって洗った状態.写真では見分けが つかないと思いますが,釘煮には「新子」と呼ばれる今年生まれた「いかなご」 を使い,このザルには3〜5cmくらいの「新子」が4kgほど入っています. #ref(ikanago02.jpg,nolink) 「釘煮」とは,炊きあげた「いかなご」が釘のように曲っていることからの命 名だそうですが,調理方法はいわゆる「佃煮」で,醤油,酒,みりん,砂糖(ザ ラメ)で甘辛く煮付けます.独特のくさみを取るためにしょうがと実山椒が入る のが特徴かな?風味付けにゴマやユズ,レモンを入れたりもします.この大鍋 では 4kg と 3kg のいかなごを炊く予定. #ref(ikanago03.jpg,nolink) 沸きたった鍋に「いかなご」と刻んだしょうがを入れているところ.一応,しょ うがも「いかなご」のサイズに合わせて細長く切っています.これが結構手間 だったり. #ref(ikanago04.jpg,nolink) 沸騰してくるとアルミ箔で落し蓋をして,吹きこぼれないように火加減を調整 しながら煮つめていきます. #ref(ikanago05.jpg,nolink) 30〜50分くらい煮つめていくと,煮汁が少なくなってきます.できるだけ煮汁 が少なくなるまで煮つめる方が味が濃くなっておいしいのだけど,煮汁が少な くなってくるとちょっと目を離したすきに焦げついたりするので,どこまで煮 つめるかは結構難しい判断だったり. #ref(ikanago06.jpg,nolink) 煮つめた「いかなご」はざるに上げ,扇風機で風を送って一気に冷まします. 一気に冷ますことで色が濃くなって味も染みるらしい. #ref(ikanago07.jpg,nolink) 完成した釘煮,二ザル分.手前が 4kg,奥が 3kg だったかな?今日は 4kg を もう二回炊いて,計 4 ザルになりました.冷ましたイカナゴは1kg弱ずつパッ クに詰められて,翌日には日本各地に旅立って行きました(笑 #comment
タイムスタンプを変更しない
[[diary/Kojima]] ・「いかなご」の季節 私の住んでいる兵庫県南部では,「いかなごの釘煮」が春の風物詩です.3月1 日にいかなご漁が解禁になり,近所のスーパーでもいかなごの釘煮用の醤油や ザラメ,釘煮を入れるためのパック等が特設コーナーに並びます.郵便局もこ の時期になるといかなごを送るための [[専用パックのサービス:http://www.japanpost.jp/pressrelease/s09/yubin/060125_09201.html]]始めたり. ウチでも,各地の知人にいかなごの釘煮を送るために,毎年 20kg 前後のいか なごを買ってきて大鍋で釘煮にしていますが,今年はその光景を写真に撮って みました. #ref(ikanago01.jpg,nolink) まずは買ってきた「いかなご」をざるにとって洗った状態.写真では見分けが つかないと思いますが,釘煮には「新子」と呼ばれる今年生まれた「いかなご」 を使い,このザルには3〜5cmくらいの「新子」が4kgほど入っています. #ref(ikanago02.jpg,nolink) 「釘煮」とは,炊きあげた「いかなご」が釘のように曲っていることからの命 名だそうですが,調理方法はいわゆる「佃煮」で,醤油,酒,みりん,砂糖(ザ ラメ)で甘辛く煮付けます.独特のくさみを取るためにしょうがと実山椒が入る のが特徴かな?風味付けにゴマやユズ,レモンを入れたりもします.この大鍋 では 4kg と 3kg のいかなごを炊く予定. #ref(ikanago03.jpg,nolink) 沸きたった鍋に「いかなご」と刻んだしょうがを入れているところ.一応,しょ うがも「いかなご」のサイズに合わせて細長く切っています.これが結構手間 だったり. #ref(ikanago04.jpg,nolink) 沸騰してくるとアルミ箔で落し蓋をして,吹きこぼれないように火加減を調整 しながら煮つめていきます. #ref(ikanago05.jpg,nolink) 30〜50分くらい煮つめていくと,煮汁が少なくなってきます.できるだけ煮汁 が少なくなるまで煮つめる方が味が濃くなっておいしいのだけど,煮汁が少な くなってくるとちょっと目を離したすきに焦げついたりするので,どこまで煮 つめるかは結構難しい判断だったり. #ref(ikanago06.jpg,nolink) 煮つめた「いかなご」はざるに上げ,扇風機で風を送って一気に冷まします. 一気に冷ますことで色が濃くなって味も染みるらしい. #ref(ikanago07.jpg,nolink) 完成した釘煮,二ザル分.手前が 4kg,奥が 3kg だったかな?今日は 4kg を もう二回炊いて,計 4 ザルになりました.冷ましたイカナゴは1kg弱ずつパッ クに詰められて,翌日には日本各地に旅立って行きました(笑 #comment
テキスト整形のルールを表示する
添付ファイル:
ikanago01.jpg
219件
[
詳細
]
ikanago02.jpg
212件
[
詳細
]
ikanago05.jpg
205件
[
詳細
]
ikanago03.jpg
193件
[
詳細
]
ikanago06.jpg
214件
[
詳細
]
ikanago04.jpg
202件
[
詳細
]
ikanago07.jpg
194件
[
詳細
]