FAQ/46
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#navi(FAQ) カテゴリー: システム管理 * PATH(パス)を通す,とはどういうことですか? [#r0185162] RIGHT:2005-03-20 23:56:11 (日)投稿 RIGHT:登録者: Plamodocs Project ---- シェルはコマンド行から入力されたコマンドの位置を知るために,path 変数を使います.環境変数 PATH に含まれている(path が通っている)位置にあるコマンドならば, コマンド名だけの入力で,シェルはそのコマンドを実行します. plamo の場合,基本となる path は, [[/etc/login.defs>http://plamo-linux.jp/plamo_faq.html#login.defs]] の ENV_PATH で設定されている, PATH=/usr/local/bin:/bin:/usr/bin になります. 次に使用するシェルによって,bash の場合は [[/etc/profile>http://plamo-linux.jp/plamo_faq.html#profile]] の次の設定によって, PATH="$PATH:/usr/X11R6/bin:/usr/local/netpbm:$OPENWINHOME/bin:/usr/games/bin:/usr/games" tcsh/cshなら [[/etc/csh.login>http://plamo-linux.jp/plamo_faq.html#csh.login]] の次の設定で, set path = ( $path /usr/X11R6/bin /usr/local/netpbm $OPENWINHOME/bin /usr/games/bin /usr/games ) 上記の基本となる path($PATH や $path)に,それ以降の path が追加されています.~ 現在ログインしているユーザの path 設定を確認する時は, ~$ echo $PATH とすれば表示されます. (~$ set|grep PATH や ~% set|grep path,env|grep PATH でも表示できます.) ユーザが現在の path に,常時利用したい path を追加する時は,次の方法を使います. +/etc/profile や /etc/csh.login に root 権限でそれぞれの書き方に習って設定する.~ (この方法はユーザ環境を設定するには勧められませんから,次の 2 の方法のほうが適切でしょう.) + ~ --bash の場合は,~/.bashrc に次のように追記設定する. PATH="$PATH:<追加したい path 名>" --tcsh の場合は,~/.tcshrc に次のように追記設定する.( echo コマンドで書き込む方法もあります.) set path = ( $path <追加したい path 名> ) 追加の設定をすぐに有効にしたい時には,どちらのシェルでも, ~$ source .bashrc(または,.tcshrc) を実行します.(tcsh/csh には rehash コマンドもあります.) ※ セキュリティ上注意しておきたいのは,path にカレントディレクトリは含めない, という点です.詳しい理由は, [[[plamo:01004]>http://www.linet.gr.jp/ML/plamo/199901/msg00004.html]]を参照してください. 現在の path に,一時的に追加したい path を設定する時は,コンソールや X 上の kterm などで,bash なら, ~$ export PATH="$PATH:<追加したい path 名>" を実行します.tcsh なら, ~% set path = ( $path <追加したい path 名> ) を実行します. 一時的に追加した場合は,ログアウトしたり,追加のコマンドを実行した仮想コンソールや kterm を終了すると,追加の設定は無効になります. ---- この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ; #comment #navi(FAQ)
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#navi(FAQ) カテゴリー: システム管理 * PATH(パス)を通す,とはどういうことですか? [#r0185162] RIGHT:2005-03-20 23:56:11 (日)投稿 RIGHT:登録者: Plamodocs Project ---- シェルはコマンド行から入力されたコマンドの位置を知るために,path 変数を使います.環境変数 PATH に含まれている(path が通っている)位置にあるコマンドならば, コマンド名だけの入力で,シェルはそのコマンドを実行します. plamo の場合,基本となる path は, [[/etc/login.defs>http://plamo-linux.jp/plamo_faq.html#login.defs]] の ENV_PATH で設定されている, PATH=/usr/local/bin:/bin:/usr/bin になります. 次に使用するシェルによって,bash の場合は [[/etc/profile>http://plamo-linux.jp/plamo_faq.html#profile]] の次の設定によって, PATH="$PATH:/usr/X11R6/bin:/usr/local/netpbm:$OPENWINHOME/bin:/usr/games/bin:/usr/games" tcsh/cshなら [[/etc/csh.login>http://plamo-linux.jp/plamo_faq.html#csh.login]] の次の設定で, set path = ( $path /usr/X11R6/bin /usr/local/netpbm $OPENWINHOME/bin /usr/games/bin /usr/games ) 上記の基本となる path($PATH や $path)に,それ以降の path が追加されています.~ 現在ログインしているユーザの path 設定を確認する時は, ~$ echo $PATH とすれば表示されます. (~$ set|grep PATH や ~% set|grep path,env|grep PATH でも表示できます.) ユーザが現在の path に,常時利用したい path を追加する時は,次の方法を使います. +/etc/profile や /etc/csh.login に root 権限でそれぞれの書き方に習って設定する.~ (この方法はユーザ環境を設定するには勧められませんから,次の 2 の方法のほうが適切でしょう.) + ~ --bash の場合は,~/.bashrc に次のように追記設定する. PATH="$PATH:<追加したい path 名>" --tcsh の場合は,~/.tcshrc に次のように追記設定する.( echo コマンドで書き込む方法もあります.) set path = ( $path <追加したい path 名> ) 追加の設定をすぐに有効にしたい時には,どちらのシェルでも, ~$ source .bashrc(または,.tcshrc) を実行します.(tcsh/csh には rehash コマンドもあります.) ※ セキュリティ上注意しておきたいのは,path にカレントディレクトリは含めない, という点です.詳しい理由は, [[[plamo:01004]>http://www.linet.gr.jp/ML/plamo/199901/msg00004.html]]を参照してください. 現在の path に,一時的に追加したい path を設定する時は,コンソールや X 上の kterm などで,bash なら, ~$ export PATH="$PATH:<追加したい path 名>" を実行します.tcsh なら, ~% set path = ( $path <追加したい path 名> ) を実行します. 一時的に追加した場合は,ログアウトしたり,追加のコマンドを実行した仮想コンソールや kterm を終了すると,追加の設定は無効になります. ---- この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ; #comment #navi(FAQ)
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