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Plamo Linux 3.3 インストール & 種々設定あれこれ : その4

今度は インストール元 (インストールに必要な Plamo のパッケージを置いている場所) を選択する画面になります.

【図4-1】
インストール元の選択-CD
CD-ROM があるなら [ 1 ], その他の項目に Plamo のパッケージを置いているなら, それに該当する項目を選択します.

[ 1 CD-ROM から ]
CD-ROM からインストールを選択した場合は,まず CDドライブを認識させます.
3.0 の CD-ROM をドライブにセットしておくのを忘れないようにします. 他の方法でインストールする場合,CD ドライブの設定はマウスの設定 後に行なわれます.
【図CD-inst-1】
CDドライブの自動認識
1 と 2 以外の CD ドライブはサポートされていませんので,3 以降の項目は使えません.
[ scan ]を選択して自動認識を試してもいいですし,ご自分の CD ドライブの タイプがわかっているなら,1 か 2 を選択します.
ここでは 1 を選択した場合で進めます.
【図CD-inst-2】
ATAPIなCDドライブの認識
次に IDE デバイスの選択の画面になります.
ここでも [ scan ]を選んで自動検出を試してもいいですし,ご自分の IDE デバイス名がわかっていれば,それを選びます.
ここでは /dev/hdc を選んでいます.
【図CD-inst-3】
IDEデバイスの選択
デバイスの認識に成功すれば,次のインストール方法の選択画面になります.
ここは,plamo が選択された状態のままで Enter します.
【図CD-inst-4】
インストール方法の選択
次の,続行しますか?は,そのまま Yes で抜けて,次のディスクセットの選択に移ります.
【図4-2】
DISK SETS へ進む
これで CD-ROM ドライブの認識から CD 上の Plamo の認識までが終了して, 次の DISK SETS の選択に移ります.
[ CD からインストール ]の項はここまでで, 次に[ ハードディスクから ]を説明します.

[ 2 ハードディスクパーティションから ]
【図hdd-inst-1】
ハードディスクからインストール
この場合には,まず Plamo のパッケージが置いてあるディレクトリを 含む HD パーティションを指定します.
【図hdd-inst-2】
パーティションの指定
この画面で何も入力しないで Enter すると,認識されているパーティ ションがすべて表示されます. 3.0 や 3.1 の場合は,ext3 や reiserfs のパーティションも認識されますし, [plamo:19078] Re: Plamo-3.1 Released によれば,NTFS も認識されるようです.
【図hdd-inst-3】
パーティションリストの表示
さて,上の画面を Enter で抜けて,実際に指定をします. ここでは例として,/dev/hda4 の /plamo 以下にパッケージを置いてい ると仮定します.
【図hdd-inst-4】
パーティションの入力
【図hdd-inst-5】
インストール元ディレクトリの指定
以上の入力内容で間違いなければ,【図4-2】 の画面になります.
次は [ あらかじめマウントされたパーティションから ]の説明です.

[ 3 あらかじめマウントされたパーティションから ]
【図mnt-inst-1】
マウントしたパーティションからのインストール
次の画面に書かれている内容をよく読んでください.

ここでは,あらかじめ /tmpmnt というディレクトリを作り, 前項の[ハードディスクパーティションから]で指定した, /dev/hda4 の /plamo ディレクトリを, この /tmpmnt にマウントしたものとして指定しています.

これを可能にするために, 別の仮想コンソール上で次のコマンドをあらかじめ実行しておきます.

# mkdir /tmpmnt
# mount /dev/hda4 /tmpmnt

こうすることで,/tmpmnt 以下に /plamo ディレクトリがマウントさ れます.
【図mnt-inst-2】
ディレクトリの指定
以上の入力内容で間違いなければ,【図4-2】 の画面になります.
次に[ NFS マウント経由で ]の説明です.

[ 4 NFS マウント経由で ]
【図nfs-inst-1】
NFS経由でインストール
【図nfs-inst-2】
NFSの注意
この方法は,ネットワークの設定などが必要になるため, このような[ 警告!]で注意を与えています.
詳しくは,[その4]NFS経由でインストール を読んでください.

▼ Plamo のインストーラには,pcnet32 のドライバが入っていますので, VMware な環境に NFS 経由でインストールすることも可能です.

ここでは,以下の設定で NFS 経由でインストールすると仮定しています.
          インストールするマシンの
        IP アドレス  : 192.168.1.20
        ネットマスク : 255.255.255.0

     ゲートウェイ      : あり
        IP アドレス  : 192.168.1.1

     NFS サーバ側
        IP アドレス  : 192.168.1.40
     インストール元ディレクトリ: /home-sub/app-src/plamo-3.0/plamo
      
これらの内容を次々に入力していきます.
【図nfs-inst-3】
IPアドレスの入力
【図nfs-inst-4】
ネットマスクの入力
【図nfs-inst-5】
ゲートウェイの有無
【図nfs-inst-6】
ゲートウェイアドレスの入力
【図nfs-inst-7】
サーバのIPアドレス入力
【図nfs-inst-8】
ソースディレクトリの入力
さて,次に設定した内容で NFS マウントを試み,その結果が表示されます.
【図nfs-inst】
NFSマウントメッセージ
この例のように,192.168.1.40 の指定したディレクトリが NFS マウン トされていれば成功ですので,やり直し? の問いには n と答えます.

次は,【図4-2】の画面になります.


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