このプログラムは、フリーソフトウェアであり、Free Software Foundation
によるGNU一般公有使用許諾書バージョン2またはそれ以降のバージョンのもと
で自由に変更、再配布することができます。
このプログラムは有用に配布されることを望みます。GNU一般公有使用許諾書
は、LISENCE ファイルに収録しましたので、必ず目を通してください。
GTK+ - The GIMP Toolkit注意:gtk のコンパイルオプションは、次のようにします。
$ ./configure --with-locale=ja_JP.ujis または必要に応じて次ようなオプションを使います。 $./configure --prefix=/usr --with-xinput=gxi --enable-xim --with-locale=ja_JP.ujis
word-1.nn.tar.gz を適当なディレクトリで展開する。 BUGS@ config/ fileio.c initwindow.h COPYING copyleft.h fileio.h main.c COPYING.jp createhelp.c genfontrc.perl* old/ Changes createhelp.h gtkwrap.c version.h Makefile createsetwin.c gtkwrap.h word.c Makefile.FreeBSD createsetwin.h html/ word.h TODO edit.c icons/ worddefs.h VERSION@ edit.h initwindow.c $ ./word-1.nn $ make (su になって) # make install word は /usr/bin にインストールされます。 (旧版の word は /usr/local/bin にインストールされていましたので、 旧版をお使いになったことがある場合は、削除してください。) ただし、FreeBSDの場合は、 Makefile.FreeBSD を Makefile にリネームして make してください。 TrueType フォントおよび Type1 フォントががインストールされていない場合 は、添付のフォントリストファイル wordfontrc を /etc にコピーするか、あ るいは、ホームディレクトリにコピーします。 cp wordfontrc /etc ホームディレクトリに置く場合は、 ~/.wordfontrc word が wordfontrc を読むが順番は次のようになりますので、 ご注意ください。 1 ./wordfontrc 2 $HOME/.wordfontrc 3 /etc/wordfontrc 添付の wordfontrc はデフォルトです。TurType フォント、および Type1 を 使う場合は、「フォント設定ツール」を用いてword 用フォントリストファイ ルwordfontrc を作成するか、あるいは、手動で wordfontrc をお使いの環境に あわせて変更してください。
フォント設定ツール ttftoolは、フォント関連の設定を統合的に行うツールです。
フォント設定ツール使用マニュアル
フォント設定ツール をご使用になる場合は、
以下に記述するフォントの設定をすべて自動で行います。
フォントの設定を手動で行う場合は以下の記述を参考にしてください。
X-TT で日本語TrueTypeが使用できる場合は、./config にある設定ファイルを 利用し、お使いのフォントにあわせて編集してください。
Vine1.1CR をお使いの場合は、vine-wordfontrc を/etc または wordfontrcとしてホームディレクトリにコピーします。ricoh 用フォント設定ファイルと、多書体印刷のためのVFlib.ps ricoh-wordfontrc ricoh-VFlib.ps Vine1.1CR 用フォント設定ファイルと、多書体印刷のためのVFlib.ps Vine1.1CR 付属の4書体についての設定ファイルです。 vine-wordfontrc vine-VFlib.ps ricoh フォントをお使いの場合は、 ricoh.wordfontrc を参考にして、 wordfontrc を作成し、/etc または、ホームディレクトリにコピーします。
次に /usr/local/share/ghostscript/5.10/kanji/vflib.ps を開き、 Kanji Font Configuration File の先頭部分を添付のricoh-VFlib.ps で置換えます。 Vine1.1CR の場合は、/usr/share/ghostscript/5.10/kanji/vflib.psになりま す。
添付の ricoh.wordfontrc では次のようなフォントが使用できるように 設定されています。
添付の Vine.wordfontrc では次のようなフォントが使用できるように 設定されています。---------------------------- charter -bitstream-charter-*- /Times-Roman system -*-*-*- /Times-Roman -end-font-def- -- -kanji-font-def- 明朝体W3 -Ricoh-HGHeiseiMinchotaiW3-medium- /Ryumin-Light 明朝体W9 -Ricoh-HGHeiseiMinchotaiW9-medium- /Ryumin-Light HG平成ゴシックW5 -Ricoh-HGHeiseiKakugothictaiW5-medium- /GothicBBB-Medium Bouquet -Ricoh-HGBouquet-medium- /HGSBouquet-Extra-Bold HG角ポップ体 -Ricoh-HGSoeiKakupoptai-medium- /HGSoeiKakupoptai-Heavy 丸ポップ体 -Ricoh-HGSoeiMarupoptai-medium- /HGSoeiMarupoptai-Extra-Bold いおり体 -Ricoh-HGSoeiIorishotai-bold- /HGSSoeiIorishotai- Bold HG江戸かんてい流 -Ricoh-HGEdomojiKanteiryu-medium- /HGEdomojiKanteiryu-Medium DF平成明朝体W3 -DynaLab-DFHSMincho-W3-r-normal- /DFHSMincho-W3-Regular DFP平成ゴシック体W3 -DynaLab-DFHSGothic-W3-r-normal- /DFPHSGothic-W3-Regular DFブラッシュRDW7 -DynaLab-DFBrushRD-W7-r-normal- /DFBrushRD-W7- Regular DFPPOPステンシルW7 -DynaLab-DFPOPStencil-W7-r-normal- /DFPOPStencil-W7-Regular system -*-*-*- /Ryumin-Light -end-font-def- ---------------------------------
charter -bitstream-charter-*- /Times-Roman system -*-*-*- /Times-Roman -end-font-def- -- -kanji-font-def- DynaLab-明朝体 -DynaLab-DFMinchoP-medium- /Ryumin-Light DynaLab-ゴチック体 -DynaLab-DFGothicP-medium- /GothicBBB-Medium DynaLab行書体 -DynaLab-DFGyoSho-medium- /Gyosyo-Medium DynaLabポップ体 -DynaLab-DFPOP1-medium- /POP-Medium system -*-*-*- /Ryumin-Light -end-font-def- --------------------
Word のフォントリストファイルを書くためには、あらかじめ次の設定が
完了していることが必要です。
1 X 上で TrueType フォントが使用できるように設定されていること。 2 /etc/vfontcap で印刷用のフォントが設定されていること。
フォントの設定は
この3行で1つのフォントを定義します。 それぞれの行に書かれるフォントの名称は次のようになります。1 行目 HG平成明朝W3 2 行目 -ricoh-hg heiseiminchotai w3-medium- 3 行目 /Ryumin-Light
1行目はフォント名の俗称(Word のフォント選択窓に表示される名前になります) 2行目は X 上で利用するために fonts.dir で設定されているフォント名 3行目は vflib.ps で定義されている印刷用フォント名
たとえば Ricoh フォント「HGSoeiMarupoptai」を追加する場合を説明します。
フォントリストファイル(.wordfontrc)に次のような3行を追加します。
1行目 HG丸ポップ 2行目 -Ricoh-HGSoeiMarupoptai-medium- 3行目 /HGSoeiMarupoptai-Medium
1行目は「HG丸ポップ」のようにフォントを識別できる名前であれば問題はありません。 2行目の名称は /usr/X11R6/lib/fonts/TrueType/fonts.dir に 記述されている名称を書きます。2行目の記述は画面表示フォントになります。 3行目の記述は、印刷用のフォントの設定です。 「HG丸ポップ」に対して「/HGSoeiMarupoptai-Medium」という名称を与え、 これを /usr/local/share/ghostscript/5.10/kanji/vflib.ps で次のような行 を加え、印刷用フォントの設定をします。 /HGSoeiKakupoptai-Medium 4302000 (r-ricoh-ttw-hg-souei-kaku-pop) VFlibkanji この行に書かれる (r-ricoh-ttw-hg-souei-kaku-pop)というフォント名は vfontcap での設定されているフォントの名称を使います。 vfont.ps (Kanji Font Configuration File)の記述方法の詳細は、vfont.ps ファイルの先頭部分に解説されています。
X-TT の設定および vfontcap の設定ができていない場合は、 このファイルの「フォントの設定」(付録)の項目を見てください。
注意1:このワープロで日本語入力するには、Canna、Wnn、SKKなどを立ち上げて、 kinput2を起動させなければなりません。このワープロを有効に使うには、 X-TTに日本語TrueTypeを登録してください。ただ、富士通のFontCityは、印刷 用(Postscript)のフォントを持っていないので避けてください。
注意2:日本語入力のために 次のように .xinitrc などにkinput2 の起動に 関する記述、日本語化されたウィンドウマネージャで日本語を使用できるよう にするための記述を加えてください。
---------------------------- #!/bin/sh # WindowMaker Default .xinitrc if [ -d /usr/local/bin/Wnn4 ]; then kinput2 -wnn -jserver localhost & else kinput2 -canna -cs localhost & fi Kinput2*conversionStartKeys:\ Shift<Key>space \n\ <Key>Henkan Kinput2*sendbackKeyPress: True # 日本語化されたウィンドウマネージャ用 LANG=ja_JP.ujis LC_CTYPE=ja_JP.ujis export LANG LC_CTYPE ------------------------
Linux Word フォーマットのファイル(*.wd1)を読み込みます。
Linux Word フォーマット以外のファイルを読み込みをしようとしても無視されます。
Linux Word フォーマットで保存します。
Linux Word フォーマットは、libc5系のシステムとglibc2系のシステムでは、
漢字コードの互換性がないため、Linux Word フォーマットも互換性がありません。
Postscriptファイルのプレビューワプログラムを起動します。デフォルトで
は、gvを起動するようになっています。あらかじめ gv がインストールされて
いる必要があります。gv 以外のプレビューワプログラムを起動もできます。 その場合は、入力ラインのgvの文字を削除し、起動したいプレビューワプログ
ラム名を入力します。gv を起動します。
Postscript形式の印刷データをPostscriptプリンタに出力します。 デフォルトでは、lprコマンドを通してPostscriptプリンタに印刷するよう になっています。 lpr ****.ps とコマンドラインで印刷できるようになっていないといけません。 一般のプリンタに印刷する場合は、あらかじめ、対象となるプリンタにあわせたghostscriptのフィルターを定義しておく必要があります。 Redhat系のシステムを使っている場合は、プリンタ設定をすれば自動的に対象となるプリンタにあわせたghostscriptのフィルターを設定してくれます。 また、lprコマンドでプリンタ名を指定している場合、例えば、 lpr -Pps ****.ps の場合は、入力ラインで lpt -Pps として印刷します。 TkDesk日本語版で、その印刷機能を使用してる場合は、 「ファイル」→「印刷設定」でプリンタを設定し、 入力ラインで lpr2 と入力して印刷します。
テキストファイルを読み込みます。読み込まれた文字の属性は、現在のフォン
トと文字サイズと属性(下線、斜体 、強調)で読み込まれます。読み込むテキ ストの属性を指定したい場合は、あらかじめメニューでフォントと文字サイズ
と属性を変更してからテキストを読み込んでください。 また、読み込むファイルの中身のチェックをしていないので、読み込むまえ
に気をつけてください。
指定の位置にテキストファイルを挿入します。読み込まれた文字の属性は、現
在のフォントと文字サイズと属性(下線、斜体、強調)で読み込まれます。読み
込むテキストの属性を指定したい場合は、あらかじめメニューでフォントと文
字サイズと属性を変更してからテキストを読み込んでください。 また、読み込むファイルの中身のチェックをしていないので、読み込むまえ
に気をつけてください。
テキスト形式のファイルを出力します。
印刷用の ps ファイルを出力します。
この ps ファイルをghostscriptを利用してプリンタに出力します。
TeX 用(*.tex )ファイルを出力します。
切り取りたい部分の先頭でマウスの左ボタンを押し、切り取りをしたい範囲の
末尾まで移動し、マウスボタンを離して選択範囲を反転させます。「編集」メ
ニューから「切り取り」を選択すると、指定範囲を切り取ります。
コピーしたい部分の先頭でマウスの左ボタンを押し、コピーをしたい範囲の末
尾まで移動し、マウスボタンを離して選択範囲を反転させます。「編集」メニュー
から「コピー」を選択すると、指定範囲をコピーします。
貼り付けをしたい位置にマウスポインターを置いて、「編集」メニューから
「貼り付け」を選択すると、その位置に貼り付けます。
次のページにカーソルと画面を移動します。
前のページにカーソルと画面を移動します。
最初のページにカーソルと画面を移動します。
最後のページにカーソルと画面を移動します。
現在のカーソルのある位置から指定の位置にカーソルを移動します。
移動したいページ番号を指定するとそのページにカーソルと画面を移動します。
指定範囲の文字列を、中央、左、右に配置します。
「設定」メニューから「行間の設定」を選択すると、行間を設定する窓が開き
ます。0 〜127 ポイントの範囲で指定します。
「上マージン」「下マージン」「左マージン」「右マージン」について、それ
ぞれmm 単位で設定できます。用紙方向は「たて」「よこ」を選択できます。 用紙サイズはA4
がデフォルト、A5,B5,A4,B4,A3 の選択が可能です。
メニューバーの下側に左右移動のためのルーラーがついています。 これらのルーラーにより行頭行末の位置を自由に決めることができます。 左側のルーラーで行頭の位置を指定します。 右側のルーラーで行末の位置を指定します。 を自由に決めることができます。 範囲指定しない場合は、現在の行のみ行頭行末の位置を設定します。 範囲指定されている場合は、それらの行の行頭行末の位置を設定します。
「設定」メニューから「用紙マージンの設定」を選択すると、上マージン、
下マージン、左マージン、右マージンを設定する窓が開きます。 それぞれの方向のマージンをポイント単位で指定します。
下線をひきたい文字列を反転させてから U にチェックをいれます。 範囲指定しない場合は、下線がデフォルトの設定になります。
太字にしたい文字列を反転させてから B にチェックをいれます。 範囲指定しない場合は、太字がデフォルトの設定になります。
イタリック体にしたい文字、または文字列を反転させてから I にチェックをいれます。
範囲指定しない場合は、イタリック体がデフォルトの設定になります。
「フォント名表示」をチェックすると、フォントリストファイル /etc/wordfontrc
(あるいは.wordfontrc) で設定したフォントの名が表示され ます。
直接文字入力していく場合はその行から指定したフォントで入力できます。
すでに入力してある文字列のフォントの変更をしたい場合は、フォントの変更
をしたい文字列指定し、その範囲を反転させた後、フォント名一覧から使いた
いフォントを選択します。
デフォルトは 14 ポイント。
それぞれの書体について、6〜127 ポイントまで自由に選択できます。
プルダウンメニュー同様、次のような作業にツールバーが使用できます。
ファイル操作 「開く」「名前をつけて保存」「テキスト読み込み」「テキストを挿入」 「印刷」「TeX 形式で出力」 編集作業 「切り取り」「コピー」「貼り付け」「次頁」「前頁」 「左揃え」「中央揃え」「右揃え」 ヘルプ 「ヘルプ」
の部分をソフトウェアデザイン誌編集部の許可を得て収録しました。2 VFlibで日本語TrueTypeフォントを使う 3 VFlibでいろいろな書体を使う
X フォントサーバ が起動していない場合は、 /usr/doc/xttutils-0.1.5/xttutils.PJE.doc などを参考にまず X フォントサーバ の設定を行ってください。Starting xfs server Starting X Font Server
X で使用したいフォントをすべて/usr/X11R6/lib/fonts/TrueType のようなディレクトリに集めます。 フォントディレクトリにフォントを集めたら、 mkttfdirでfonts.dirを作成します。 mkttfdirを使うことでfonts.dirを簡単に生成できます。 次のようなコマンドを実行します。
イタリック体(斜体)の設定は、bash# /usr/bin/mkttfdir /usr/X11R6/lib/fonts/TrueType
以上の設定が終了したら、xfontselで設定したフォントが画面表示されるか どうかを確認しましょう。Usage: /usr/local/bin/mkttfdir [-dheo] [-inum] [directory-name...] -d: dump fonts.dir screen instead of fonts.dir file -h: show this help -e: force ISO8859-1 encoding (for wrong header fonts) -j: force JISX 0208, JISX 0201 and ISO8859-1 encoding (for wrong header fonts) -o: add -o- fonts for each font -i num: value for auto-italic option (default 0.2)
以上の設定でnetscapeやGIMPでTrueTypeフォントが使用できるようになります。 /usr/doc/xttutils-0.1.5/xttutils.PJE.doc も参考にしてください。/usr/X11R6/bin/xfontsel
次に、日本語TrueType用のvfontcapを作成します。たとえばPlamo Linuxでは、 /usr/share/fonts/TrueType に日本語TrueType用のvfontcap.msが用意され ていますので、一般的使用にはこれを変更してvfontcapとして使います。ま た /usr/doc/VFlib-2.22pl10 にも付属のvfontcapがありますので、こちら を利用してもかまいません。こちらのvfontcapにはフォント名のニックネー ムリストがありますので、texファイルなどでフォントを指定して使用する場 合にはより便利に使用できます。mv /etc/vfontcap /etc/vfontcap.org
VFlib でTrueType フォントを利用するには、 VFlib ファイルのなかでフォン トの位置を直接指定して利用するか、あるいは、vfontcap.ttc を置くディレ クトリ/usr/share/fonts/TrueType にリンクをはって使うことも可能です。ど ちらかお好みの方法でTrueType フォントを利用するようにします。今回は、X でTrueTypeフォントを利用するために,/usr/X11R6/lib/fonts/TrueTypeにフォ ントを置きましたので、VFlib用にもここにあるフォントを直接指定して利用 するように設定してみましょう。 つまり、フォントはどのディレクトリにあってもかまいませんが、vfontcap のなかで、フォントのディレクトリが正しく記述されているかどうかを確認し てください。
まず、/usr/share/fonts/TrueType にあるvfontcap.ms または、 /usr/doc/VFlib-2.22pl10 にも付属のvfontcap のいずれかを /usr/X11R6/lib/fonts/TrueType にコピーします。vfontcap.ms を使う場合は、 TRUETYPE FONT(Windows fonts) 項の=microsoft-mincho、 microsoft-gothicの 箇所を ricoh に変更します。さらに個々のフォントについて、 フォントディレクトリを利用するフォントがあるディレクトリに修正します。
このファイルをvfontcap.ricohとします。 これを /etc/vfontcap のシンボリックリンクとして使用します。----------------------------------------------- min|min5|min6|min7|min8|min9|min10|min12|min17|Mincho Font:\ :fc=ricoh-heisei-mincho-w3: goth|goth5|goth6|goth7|goth8|goth9|goth10|goth12|goth17|Gothic Font:\ :fc=ricoh-heisei-gothic-w3: tmin|tmin5|tmin6|tmin7|tmin8|tmin9|tmin10|tmin12|tmin17|Mincho Font:\ :fc=ricoh-heisei-mincho-w3: tgoth|tgoth5|tgoth6|tgoth7|tgoth8|tgoth9|tgoth10|tgoth12|tgoth17|Gothic Font:\ :fc=ricoh-heisei-gothic-w3: bmin:\ :fc=ricoh-heisei-mincho-w3: bgoth:\ :fc=ricoh-heisei-gothic-w3: ### TRUETYPE FONT (RICOH TrueTypeWorld) r-ricoh-ttw-heisei-mincho-w3|Ricoh TrueTypeWorld Heisei Mincho W3:\ :ft=truetype:\ :ff=/usr/X11R6/lib/fonts/TrueType/hgrhm3sj: (以下略) -----------------------------------------------
リンクが正しいかどうかを確認しておきましょう。ln -s /usr/X11R6/lib/fonts/TrueType/vfontcap.ricoh /etc/vfontcap
これでVFlibはvfontcap.ricohを参照することができます。 vfontcapの書き方等についてのもっと詳しい情報については /usr/docVFlib-2.22pl10/doc/man.dvi,ps,tex,QA.txt なども参考にしてください。lrwxrwxrwx 1 root root 40 May 1 13:28 /etc/vfontcap -> /usr/share/fonts/TrueType/vfontcap.ricoh
次に、利用する個々のフォントについて ttindexというコマンドで作成される補助インデックスファイルを 次のようにして作成します。
以上の設定が完了したら、設定したフォントが使用できるかどうか、vftest またはktestで確認します。vftestはデフォルトでの表示結果は明朝になり ますので、ゴチック体は次のようなコマンド、もしくはvfontcapで指定した フォント名を正しく記述して実行します。bash# /usr/local/bin/ttindex hgrhm3sj.ttc
またフォントの表示テストには、ktestというコマンドも同様に使う ことができます。vftest -f goth vftest -f r-ricoh-ttw-heisei-kaku-gothic-w3
1)vfontcapに使いたいフォントの定義を追加する。 2)必要なtfmファイルを作る(/usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/) 3)vfontmapを修正する(/usr/local/share/texmf/xdvi/vfontmap) 4)dvi2ps用fontdescに使用するフォントを登録し、 ファイルを置き換える./usr/local/share/dvi2ps/fontdesc
vfontcapに追加登録する内容
このような方法で使いたいフォントのすべてに関してvfontcapのなかにフォン トを登録していきます. また,vfontcapファイルには,もうひとつの別の方 法でフォントを登録することができます.これはそれぞれのフォントをニック ネームで登録する方法です.たとえば平成明朝w3をrchmnmaaというニックネー ムで登録する場合は次のように行います。1)r-ricoh-ttw-heisei-gyosho|Ricoh TrueTypeWorld Heisei Gyosho:\ ft=truetype:\ :ff=/usr/X11R6/lib/fonts/TrueType/hgrgysj: 2)ricoh-heisei-gyosho:\ :fc=r-ricoh-ttw-heisei-gyosho: 3)nmin|nmin5|nmin6|nmin7|nmin8|nmin9|nmin10|Gyosho Font:\ :fc=ricoh-heisei-gyosho: 4)nmin:\ :fc=ricoh-heisei-gyosho: 1)はフォントの名称と具体的なファイルの名前を登録しています. 2)はフォントの名称登録です. 3)は/usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/ にあるtfmファイルとの関連名称です。 3) の登録と関連させて 4) のように名称登録すればtexファイルのなかでは nminと書くことで行書体を呼びだすことができるようになります。
新しいフォントを追加登録したら, /usr/local/share/texmf/fonts/tfm/ptex/ で,min*.tfm から,そのフォント に対応するtfmファイルをコピーして作成しておきます。rchmnmaa:\ :fc=ricoh-heisei-mincho-w3:
$cp min10.tfm nmin10.tfm
vfontmapは,日本語多書体表示機能に関する設定ファイルです。vfontmapは /usr/local/share/texmf/xdvi にインストールされていますので、使いたいフォ ントを追加マッピングしておきます。ファイルの左側1列目はvfontcapで登録 したフォントの名称で,第2列目はtexファイルで使うフォントの名称になりま す。記述方法の詳細は /usr/doc/xdvik-20cj1.0p0d-2/README.xdvik20a-j1.1.patch を参考にしてく ださい。
中本さんの変更したfontdescファイルは fontdescファイルで入手することができます。 から入手できます。 /usr/local/share/dvi2ps にはすでにオリジナルの fontdescがインストールされていますから,まずこれをバックアップしておき ます。 中本さんのfontdescファイルは,たとえばfontdesc-nakamotoのよう な名称で/usr/local/share/dvi2psに置き,このファイルをfontdescとして使 用します。
$ mv fontdesc-nakamoto fontdesc
fontdescに自分が使用するフォントの登録を忘れないで書き加えましょう.
これで設定は完了です。
これでtexファイルからdviファイルに変換し,さらに次のようなコマンドで dviファイルから印刷ファイルを作成することができます。
$ dvi2ps foo.dvi > foo.ps
(注意) plamo2.0 やVine1.1 CR では dvi2ps ではなく dvips を使って ps ファイルを 作成するようになっています。
印刷用のフォントリストの登録は
/usr/share/texmf/dvips/base/psfonts.map で行います。
Dvi ファイルから PS ファイルへの変換については次のページを参照してください。
http://math.shinshu-u.ac.jp/ nakayama/howto/tex/m-dvips.html