diary/Kojima

・CD plamo 次期バージョンへの覚え書き

まだ具体的には何もしていない構想段階だけど,しばらく放置しているCD Plamoの次期バージョンについてのメモ.

最近だとDVD-Rも(一昔前の)CD-R並みの値段になっているので, CDの700MBというサイズに縛られなくてもいい気はする.

# 700MBに詰め込む,というのもパズル的な面白さはあるのだけど(苦笑

DVDの容量(4.7GB)をフルに使えばGNOMEなりKDEなりまで入るとは思うけど,, それもあまり能が無い気がするので,2GBくらいのUSBメモリをターゲットにするのがいいかな?

2GBくらいのUSBメモリで動いて,4GBのUSBメモリなら残りの2GBがユーザ領域として使える, というのは結構便利かも知れないが,読み書き速度とか書き換え可能回数とかを考えると 普段はRAMディスク,終了時にはUSBの空き領域にバックアップ,みたいな使い方がいいだろうか.

/var 等,書き替えが必要な領域はRAMディスク上に取った領域を bind mount してやるのが簡単そうだけど, ファイルシステムを重ねられる union fs の状況も調べてみる必要はありそう. あと,圧縮ファイルシステムのcloopとかsquash fsあたりもチェックしておく必要はあるだろうな.

# それ以前に,USB bootableなLinuxディストリビューションを調べてみるべきか(苦笑

CD/DVDイメージの場合は iso なファイルを公開して「これをCD/DVDに焼けばブート可能」で済んだけど, USBメモリの場合は配布方法とかも考えないといけない気がする.Linuxだけなら, ファイルシステムをダンプしたイメージを公開して dd とかでUSBメモリに書き込む, みたいな手が使えそうだけど,Windowsな環境で同じことをするのは結構大変そう. Windows上のプロセスとして動くcoLinuxなんてのもあったけど, ちょっとCD Plamoの目指すものとは違うだろうな.

目標としては,USBなりDVD-Rなりのメディアを持ち歩いて,他人のマシンを借りても, そのメディアから起動したら使いなれたPlamoな環境, 電源OFFすれば元の環境には一切足跡を残さない,というあたりだけど, 個人環境の設定と保存ということを考えるとUSBをデフォルトとする方が便利かな. 以前少し考えてたWebDAV経由の個人領域保存機能というのも,少し真面目に考えてみる時期かも知れない.


・大晦日

今年は12月になってから結構バタバタと忙しくて, 当初「年内目標」と言っていたPlamo-4.51のリリースは年を越すことになってしまいました.

手元では4.51用のパッケージ更新で特に問題が起きず, 4.5な環境をそのまま4.51レベルで使えているので, 改めて4.51のインストールテストをする気にならないのが敗因のような(苦笑

それでも,4.5のころからはカーネル更新も必要だと思うので,年を越してヒマができれば, インストーラを含めた4.51の調整作業に入る予定です.その次はUTF-8対応のつもりだったけど, 4.51ベースのDVD/USB-Plamoに寄り道したくなっているところ.

今年一年お付き合いいただきありがとうございました. 来年もホソボソとやっていると思いますので,興味ある人はお付き合いください.



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41