・PlamoでのDVD作成
母親が用事で見れなかった某番組をDVDで見たいとぬかすので, とりあえず手元でキャプっておいたmpegファイルを元にDVDを作ってみた.
動画のキャプチャ自体は,以前中古で探したI/OデータのGV-MVP/RXがあったので, cat /dev/video0 > video.mpg で完了していたのだけど, せっかくだからCMカットぐらいはやってやろうと, cinelerraのコミュニティ開発版(my_cinerella)をビルドしようとしたら, 依存関係でハマることハマること...
まぁ,動画回りはイジりだすとハマることが目に見えていたので, デフォルトでは無視することにしていたのだけど, せっかくcinelerraをビルドするのだから, cinerellaが使うソフトウェアをあれこれビルドしていったら, 結局24コくらいパッケージを作るハメになってしまった(苦笑
AV回りはあまり調べていなかったのだけど,最近だと esd とかに変わって, オーディオ回りを集約するpulseaudio とか jackaudio といった試みが出てきているらしい. このあたり,Plamo-4.51 では無理だけど,5.0くらいでは対応を考えないといけない気配.
そういう風に結構苦労したけど,一晩くらいで何とか関連パッケージも含めて cinelerra のビルドもできて,CMカットくらいはできるようになった.
作成した動画データはDVDStylerを使ってDVDイメージにするのだけど, DVDStylerもバックで使うdvdauthor とか画像のサイズ変換するためのlibswscaleを作るためにffmpeg を再ビルドしないといけない等々のハードルを越え,何とか使えるようになった.
一応これでDVDStylerからDVDイメージなisoファイルを作ることができ, それをcdrecordでDVD-Rに焼くことで, Linuxで完結したDVD作成環境が利用できるようになった.
今回作成したパッケージ群はPlamo-test/for-4.5x/Video_edit/ ディレクトリにアップロードしておくので興味ある人は試してみてください. ただし,cinelerraのプラグインが使うfftw(高速フーリエ変換)ライブラリに SSE2を使う設定をしているので,Pen4かAMD64以降のCPUじゃないと使えないと思いますが悪しからず. まぁ,実際にビデオ編集をやろうとするとこのクラスのCPUじゃないと使いものにならないと思うので..
でも,個人的には,最近は見たいと思うテレビ番組もないし, YouTubeあたりでだいたいの用は足りるので, 自分用にこれらのパッケージを使う機会はあまり無さそう(苦笑