diary/Kojima

・カーネルのビルドタイム

2.6.20 カーネルを作ってみるついでに,手元のマシンでどれくらい時間がかか るかを計ってみた.手順としては,必要な設定を行なってから make clean で掃除し,date > build.log && make -j3 && date >> build.log した程度. 今回試したマシンは Dual CPU だったので make -j3 にしている.X + afterstep を起動してkterm を数枚開いている状態で計測.

Athlon64x2 4400+ @ 2.2GHz / Mem 2GB / 32 bits(i686)モード / GCC-3.4.3
2007年  2月 19日 月曜日 14:11:27 JST
2007年  2月 19日 月曜日 14:25:47 JST
14分 20秒
Athlon64x2 4400+ @ 2.2GHz / Mem 2GB / 64bits(x86_64)モード / GCC-4.1.1
2007年  2月 19日 月曜日 22:25:40 JST
2007年  2月 19日 月曜日 22:37:29 JST
11分 50秒
Intel CoreDuo L2400 @ 1.6GHz / Mem 1GB  / GCC-3.4.3
2007年  2月 19日 月曜日 13:34:04 JST
2007年  2月 19日 月曜日 13:49:54 JST

2007年  2月 19日 月曜日 13:51:51 JST
2007年  2月 19日 月曜日 14:07:36 JST
約 16 分
Dual Xeon @ 2.8G / Mem 1GB / GCC-3.4.3
2007年  2月 19日 月曜日 13:34:43 JST
2007年  2月 19日 月曜日 14:07:14 JST
約 33 分

この結果だけだと x86_64 モードの方が速そうに見えるけど x86_64 モードは Plamo ではなく CLFS+αなのでバックで動いているプロセスが少ない分,メモ リがよりたくさん使えた影響が大きそう.また Dual Xeon の成績が極端に悪い のはこのマシンで plamo.linet.gr.jp 用の VMware を動かしてメモリの大半が そっちに取られているせいだと思ふ.

ちなみに使ったソースコードは Linux-2.6.20 に unicon 回りのパッチと suspend2 パッチをあてて,設定は Plamo のデフォルトカーネル用に多数のド ライバをモジュールとしてビルドするような指定を使用しました.使ったソー スコード類のURLを置いておくので,興味ある人は試してみてください.

カーネルのソースコード unicon カーネルフォント unicon カーネルドライバ suspend2 パッチ config-2.6.20-plamoSMP



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41