diary/Kojima

・VMware Server とか

β版ながら,無料で使えるようなので VMware Server β3 を試してみた.

普段は VMware Workstation を使っているので,VMware Server の構成がよく 分からなくてしばらく悩んでいたけど,結論としては VMware のサイトで配布されている

VMware-server-e.x.p-23869.tar.gz
VMware-server-linux-client-e.x.p-23869.zip 

をダウンロードして,前者を展開してできる vmware-server-distrib 以下で ./vmware-install.pl し,後者から取りだされる

VMware-server-console-e.x.p-23869.tar.gz
VMware-vix-e.x.p-23869.tar.gz
VMware-VmPerlAPI-e.x.p-23869.tar.gz

をそれぞれ展開してできる

vmware-server-console-distrib/
vmware-vix-distrib/
vmware-api-distrib/

以下でも,それぞれインストールスクリプトを実行する,という手順になるら しい.もう一つ,VMware-mui-e.x.p-23869.tar.gz というのがあるが,これは Web ブラウザでの設定を可能にするもので必須ではなさそう.

これらをインストールした上で vmware コマンドを実行すると,Workstation 時とは異なる "Server Console" なるものが上がってくる.

vmware-server.jpg

「うにゅ?」と思いながらも "localhost" を選べば,従来の Workstation と 同等の画面が現われ,ここから Wizard を使って仮想マシンを作ることができ ました.

vmware-server2.jpg

従来の VMware Workstation だと,自分の上で動いている仮想マシンしか管理 できなかったけど,VMware Server の場合は,ネットワーク上の別のマ シン上にある仮想マシンを一台の実マシンの上で管理できるようにしているみたい.

# Server というのはそういう意味だったのか..(苦笑

とりあえず仮想マシンを作って Plamo-4.2 を突っこんでみたのだけど,

という問題があって,Plamo-4.2 が起動するところまでは辿り着けず.

カーネルを再構築してもいいのだけど,将来に向けてBusLogic.ko を initrd を使って組み込むテストを 試みたところ,モジュール自体は組み込めて,ドライバが HDDを認識するところまでは行ったのだけど,"sda: cache data unavailable" とか "error: quote mismatch for Loading BusLogic.ko" とか言われて Kernel panic してしまったとこで挫折。

VMware Server の存在意義はリモートにある仮想マシンを一つのコンソールで 管理することにあって(OSS な世界なら VNC を使うんだろうな),ビデオ回りとかは VMware WS の方が優れているようなことが VMware のサイトでも紹介されてた ように思うけど,確かにインストール時や起動時の画面の動きを見ていると, VMware WS よりももたついている感じなので,Plamo のテスト環境とか Windows なゲーム環境(笑)にはそ れほど向かないのかなぁ,,という印象.

まぁ、それでも一々キーボードとコンソールをつなぎ変える必要はなくなるので、現在 VMware WS で動かしているplamo.linet.gr.jp あたりは VMware Server 上に移した方がいいかもしれない。



添付ファイル: filevmware-server.jpg 213件 [詳細] filevmware-server2.jpg 179件 [詳細]

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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41