diary/Kojima/2022-03-03
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[[diary/Kojima]] ・ファイル名の長さ制限 最近、WindowsのNTFSなら問題ないけど、Linuxのext4/xfs/btrs だと”filename too long"なエラーになる ファイルに遭遇したので、少し各ファイルシステムのファイル名の最大長を調べてみた。 [[Wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_file_systems?fbclid=IwAR16iWILtvjb8g9otf1NLV62qHwFCtNDpcABek9Kez2JJ_fdhPwRe7AkyOo#Limits]]によると、ファイル名の最大長はNTFSが256「文字」なのに対し、ext4/xfs/btrfs だと256「bytes」らしい。多分、このあたりの制限で長すぎるファイル名がLinux上では展開できないようだ、と判断し、NTFSなFSをloopbackでマウントして、そこに展開してみることにした。 当初、mkfs.ntfs は " mkntfs [options] device [number-of-sectors]" という使い方なので、 loopback用のファイルをNTFSにできないのかな、と心配したけど、-F(force)オプションを指定すれば、 ファイルもNTFS形式にフォーマットでき、loopback 経由でマウントできた。 最近のカーネルだと、mount -t ntfs3 すれば、従来のfuse経由ではなく、カーネル・ネィティブな NTFS ドライバが使えるっぽい このloopbackマウントしたNTFSなFS上だと、Linux上ではエラーになる長いファイル名も問題なく展開できたので、 NTFSも捨てたものじゃないな、と見直しているところ。NTFSってFSの世代的にはXFSよりも新しくZFSと同世代だから、 FUSEではなく、nativeなkernel driverで対応するようになったNTFSって、案外面白いかも知れない。 試してないけど、NTFS3 を組み込んだ5.15カーネルなら NTFS を rootfs にできるんじゃないかな? - NTFSって,ファイル名の大文字小文字を同一視するのではなかったかな。 -- [[tamu]] &new{2022-03-14 (月) 17:21:58}; - 一応、区別している気配。 kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ cat /proc/mounts | grep loop /dev/loop0 /loop ntfs3 rw,relatime,uid=0,gid=0,iocharset=utf8 0 0 kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ touch A.txt kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ touch a.txt kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ ls -al 合計 4,096 drwxr-xr-x 1 kojima users 0 3月 16日 12:13 ./ drwxrwxrwx 1 root root 4,096 3月 16日 12:12 ../ -rw-r--r-- 1 kojima users 0 3月 16日 12:13 A.txt -rw-r--r-- 1 kojima users 0 3月 16日 12:13 a.txt 大丈夫なんじゃね? > case sensitive -- [[kojima]] &new{2022-03-16 (水) 12:14:03}; #comment
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[[diary/Kojima]] ・ファイル名の長さ制限 最近、WindowsのNTFSなら問題ないけど、Linuxのext4/xfs/btrs だと”filename too long"なエラーになる ファイルに遭遇したので、少し各ファイルシステムのファイル名の最大長を調べてみた。 [[Wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_file_systems?fbclid=IwAR16iWILtvjb8g9otf1NLV62qHwFCtNDpcABek9Kez2JJ_fdhPwRe7AkyOo#Limits]]によると、ファイル名の最大長はNTFSが256「文字」なのに対し、ext4/xfs/btrfs だと256「bytes」らしい。多分、このあたりの制限で長すぎるファイル名がLinux上では展開できないようだ、と判断し、NTFSなFSをloopbackでマウントして、そこに展開してみることにした。 当初、mkfs.ntfs は " mkntfs [options] device [number-of-sectors]" という使い方なので、 loopback用のファイルをNTFSにできないのかな、と心配したけど、-F(force)オプションを指定すれば、 ファイルもNTFS形式にフォーマットでき、loopback 経由でマウントできた。 最近のカーネルだと、mount -t ntfs3 すれば、従来のfuse経由ではなく、カーネル・ネィティブな NTFS ドライバが使えるっぽい このloopbackマウントしたNTFSなFS上だと、Linux上ではエラーになる長いファイル名も問題なく展開できたので、 NTFSも捨てたものじゃないな、と見直しているところ。NTFSってFSの世代的にはXFSよりも新しくZFSと同世代だから、 FUSEではなく、nativeなkernel driverで対応するようになったNTFSって、案外面白いかも知れない。 試してないけど、NTFS3 を組み込んだ5.15カーネルなら NTFS を rootfs にできるんじゃないかな? - NTFSって,ファイル名の大文字小文字を同一視するのではなかったかな。 -- [[tamu]] &new{2022-03-14 (月) 17:21:58}; - 一応、区別している気配。 kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ cat /proc/mounts | grep loop /dev/loop0 /loop ntfs3 rw,relatime,uid=0,gid=0,iocharset=utf8 0 0 kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ touch A.txt kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ touch a.txt kojima@pl74_1031:/loop/Test2$ ls -al 合計 4,096 drwxr-xr-x 1 kojima users 0 3月 16日 12:13 ./ drwxrwxrwx 1 root root 4,096 3月 16日 12:12 ../ -rw-r--r-- 1 kojima users 0 3月 16日 12:13 A.txt -rw-r--r-- 1 kojima users 0 3月 16日 12:13 a.txt 大丈夫なんじゃね? > case sensitive -- [[kojima]] &new{2022-03-16 (水) 12:14:03}; #comment
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