[[diary/Kojima]]

・P-Plamo again

去年の春ごろから更新していなかった P-Plamo を,久しぶりに最新の 4.72 ベースに更新.

なぜ一年くらい更新していなかったのかというと,P-Plamo を構成している中心的な機能である
squashfs の lzma 圧縮機能が,メインストリームに取り入れられた squashfs-4.0 では使えなかったから.

去年の時点の P-Plamo では(メインストリームに入る前の) squashfs-3.6 にwww.squashfs-lzma.org 
で提供しているカーネルパッチ(2.6.27用)をあてて使っていたのだけれど,2.6.29 以降のカーネルに
採用された squashfs-4.0 では 3.6 用の lzma 化パッチが当たらなくなっていたので,長く更新できなかった次第.

 以前(2.6.27 用パッチ)は lzma 圧縮機能は独立したモジュールになっていたけど,最近のカーネルでは
 カーネル自身の圧縮に lzma が使えるようになってカーネル内部に lzma の展開機能を持つことになったので,
 そのあたりのすりあわせに時間がかかっていた感じ.

最近(といっても去年の秋頃みたいだけど)になって,2.6.3[12] 用の
[[カーネルパッチ:http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/people/pkl/squashfs4.0-lzma-snapshot.tgz]]
が公開されたので,これを使ってsquashfsをLZMA対応にした次第.

ただし,このパッチだと以前の squashfs-3.6.用の LZMA 対応とは仕様が違っているようで,
以前のバージョンの squashfs image はマウントできない模様

squashfs-lzma さえ使えれば,残りの起動処理部分は以前のバージョンを流用できるので,
前にいろいろ苦労してた分,思ったより簡単に動いた感じ.
まぁ,この先,細部の調整作業等がいろいろ出てくるだろうけど,
Plamo-4.72 と共に授業の準備が本格化する前にかたづけたいところ.

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・飯島祐輔先生逝去

「新・旭日の艦隊」「轟拳ヤマト」等の 巨大メカ+美少女 なコミックで活躍されていた飯島祐輔先生が
2/7のワンフェスに行く途中の電車で倒れてそのまま亡くなったとか..

[[本人のブログ:http://karenmoe.blog81.fc2.com/]]の最新の項目には,これからワンフェスに行く旨が残されていて,
ずいぶん唐突な死去だった模様.

プロフィールにある「地球防衛軍」が公開された年というと1957年だそうだから,今年で53くらいか.
その年でワンフェスに行く途中に死ぬ,というのは,世間一般的にはちょっと恥しい気もするが,
オタク的には,前のめりで理想的な死に方という気もするなぁ..

個人的には,新作の「轟拳ヤマト」は設定的についていけなかったけど,メカとオタク魂と健全なお色気がミックスされた
「新・旭日の艦隊」シリーズは楽しく全巻を読ませてもらったので,あの世界がもう読めなくなると思うとすごく残念だし,
ご冥福をお祈りします,としか言えないのが悲しいところ.

「紺碧の艦隊」シリーズの居村先生とともに,後世世界で,世界のデザイナーとして活躍されていることを祈ろう..

# 「あぽ」こと、かがみあきら先生が亡くなった時もショックだったなぁ..

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