diary/Kojima

・事業仕分け

次世代スパコン(「京速コンピュータ」とか言ってたっけ?)の予算が凍結になりそうとか。

「民間目線では世界一であることに意味があるのか?」とかいうコメントがついたとか報道されているが、 「スパコンの技術」としての意味では、世界一の性能を目指す以外に意味がないのも事実だろうな。

ただ、今の「京速コンピュータ」はベクトル型を担当する予定だったNECや日立が降りてしまって、スカラー型(=クラスタ型)の 富士通だけだから、大金をかけて世界一の性能を目指したところで新しいブレークスルーは無さそうなことも事実。

クラスタタイプのスパコンなら、それなりに基盤技術は確立しているから、世界一を目指すための予算の半分くらいで 世界10位くらいのシステムを100台くらいは作れそうな気がするし、それらを高速なネットワークでつないで、 必要に応じて計算能力を借りるようなシステムの方が融通は効きそうだ。

どうせやるなら、Cell を数万個つなげたり、GPUをずらっと並べてベクトル演算をやらせるような、「貧者のスパコン」を目指してほしいところ(笑



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:42