diary/Kojima

・こまごまメモ


・Plamo-4.7 README 用おぼえ書き

READMEに書いておくべき注意点のメモ。追加等あればよろしくです

新しい世代のCPUでビルドしたバイナリを古い世代のCPUで動かそうとすると、存在しないマシンコードを呼び出して "illegal instruction" エラーになる。 CPU依存性を減らすには、configure 時に --build=i586-pc-linux を指定する。

XFce環境で、パスに日本語が入っているファイルをgthumbで開こうとするとXFceごと落ちる。 gthumb以外でも、XFce環境で日本語のパスをGnome系のアプリで操作しようとするとXFceが落ちたり、 動作がおかしくなったりすることがある模様。

Ubuntuのbugzilla等にも報告されているようなのでPlamo固有の問題では無さげだが、同じURLでブラウザやMPlayerは動くようなので 原因はよく分からない。

VLC-1.0.1はGNOME環境では日本語のファイル名が正しく処理できない。

"〜”のコードはUnicode/UTF-8的に複数のキャラクターにマッピングされておりUTF-8に行って帰ってくると一意に定まらない。 そのため KDE 環境ではファイル名(パス名含む)に"〜”がある場合、処理できないことがある。

デフォルトのSKK環境はskkservを使うことを前提にHuge辞書をcdb化したものを使っているが、UIM-SKKはこの辞書を直接利用することができないので uim-pref-gtk で SKK の辞書を skkserv を使うように設定する必要がある(要再起動)

Huge辞書ほど語彙が必要なければ/usr/share/skk/SKK-JISYO.L.gzを展開して、UIM-SKKはLarge辞書を使う、という手もありそう。

最近のメディアプレイヤーはファイル名よりもMP3 タグを元に表示するけれど、MP3タグの文字コードはG_FILENAME_ENCODING のように一意に定める設定は存在しないので,一番対応範囲が広いUnicode にしておくのがよさそう。easytag を使えば一気に変換可能.

xserver のビデオカードごとのドライバに依存する問題(composite機能を正しく扱えるか)のようなのでビデオカード/ドライバごとに対応が必要そう (要整理)

かなり根本的な部分に影響するので、4.7 をリリースすればまずこのあたりをバージョンアップして次のリリース用に環境を整える予定

いくつかGNOMEのアプリをデバッグしてみて、locale がUTF-8でないと動かない、というのはアプリの側のバグ (内部表現とlocaleを同一視してしまう不注意)であることがよく分かったので、むしろ内部表現(UTF-8)と ファイルシステムのlocaleが違う環境を残しておく方がテスト環境としていい気がしてきて、UTF-8 化の優先度はかなり低下。

もっとも、白川文字学の本を読んでみると、JISコードの元となった戦後の新字体自体、漢字の本来の姿からするとひどい合字になっているので、 別にUnicodeで合字しなおしてもいいんじゃないの、という気にもなってきている(苦笑



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:42