diary/Kojima/2006-01-29

・ため池の草刈り

私の住んでいる地方は温暖な気候なんだけど雨が少ないため，昔から稲作用にたくさんのため池を作ってきました．最近では大規模な農業用のダムからの給水もあるので以前ほど水不足に悩まされることは少なくなりましたが，それでも田植えから稲刈りまでの間はため池の水と，その水を流す水路が重要な役割を果します．

そのため池のメンテナンスのために，毎年この時期に水田を持っている家から一人ずつ参加して，ため池の土手の草刈りをやります．今年は今日がその草刈りの日でした．

ずらりと並んだ軽トラック(笑) 軽トラは農家にとっての下駄のようなもので，一軒に一台はあるため，こういう光景になります．ダイハツが大部分，ホンダがチラホラという感じ．

草刈りは，エンジンのついた背負い式の草刈機で刈るのですが，池の土手で真っ直に立てないような斜面の草も刈らないと行けないので，結構足腰の負担が大です．また，場所によっては自分の背丈よりも上の部分を刈らないといけないので腕にもかなり負担が来ます．

ここは池の土手の上の方で平なんだけど，人の背丈くらいにも伸びた草を刈るのは結構大変．特に蔓がからまった草は，根もとを切っても倒れないので余計な手間がかかります．

結局この日は朝9:00に開始，1時間弱の昼休みを挟んで15:00ごろまで，7 個所ほどの草刈りをして手と足腰はガタガタです(苦笑

この後，2週間後くらいに消防団の演習を兼ねて今日刈った草を燃やす「畦(あぜ)焼き」があります．また田んぼの方も，今年の田植えに備えて稲刈りから眠りについていた田んぼを耕す「荒起し」が始まります．まだまだ寒いけど，少しずつ春が近づいてくる感じ．

主な内容