・田植えの手伝い

今日は営農組合の出役日で、田植えの苗運びと田植え機の応援作業でした。

作業そのものは、先日、苗代に置いたプラスチックの浅い稲箱を取り出して、 あらかじめ定められた個数をそれぞれの田んぼに配達するのと、その稲箱から稲を取り出して田植え機に供給する、という単純作業なんだけど、しゃがんで稲箱を取り上げて、、みたいな作業が延々 7:30 から 19:00 くらいまで続くもので、今は身体中が筋肉痛(苦笑)

農業の場合、作業が必要な時期とそうでない時期が明確に分かれていて、今のように作業が必要な時期には集中的に労働力を投入しなければならないというのがあって、工業的な生産管理とは本質的に異なる印象。相手が生物(植物)だから、3 人月の仕事を 30 人でやれば 0.1 月みたいな話は成立せずに、成長するのに 3 ヵ月かかるものはどうがんばっても 3 ヶ月かかるというあたりも工業製品的な生産管理とは異なる次元な印象。

# もちろん、営農組合という存在自体が大規模化によるスケールメリットを求めるものなので、その考え自体は工業的な生産管理の世界なんだけど。

このあたりは「モノ」を作るアプローチと「イノチ」を作るアプローチの違いみたいな感じで抽象化できるのかもしれないなぁ。。と思った今日一日。


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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41