・朝からしとしと雨が降った一日。久しぶりの雨で、木々の緑がいっそう濃くなった感じ。

・今日は新入消防団員の教養訓練ということで、朝から新しくできた県の消防学校へ。 新入団員の教養訓練の目的は、資料によると

「訓練の目的は、団員を諸制式に熟練させ、その部隊行動を確実軽快にし、厳正な規律を身につけさせ、消防諸般の要求に適応させるための基礎を作ることにある。

礼式の目的は、礼節を明らかにして、規律を正し、団員の品位の向上を図ると共に、和衷共同して団員の団結を強固にし、もって消防一体の実を上げることにある。」

ということで、まず、服装の話から始まって、「気をつけ」、「休め」の姿勢、「回れ右」、「右向け右」等の動作、「整列」や「敬礼」の仕方、放水用の筒先の持ち方や担ぎ方、ホースの担ぎ方、伸ばし方等をじっくりと教わりました(笑)

若いころには、この手の「作法」には反発を感じていたのだけれど、ある程度年をとってくると、各作法にもそれなりの意味があって今の形になっていることに気づくし、「消防」という災害現場で活動する人間にとっては、「秩序」や「指揮系統」が最も重要で、それらが曖昧だと自らが危険になることもよく分かるので、大人しく従ってきたところ。

電車の中とかで昨今の中高生のだらしない様子を見ていると、「躾(しつけ)」と言う言葉が示すように、ある意味、所作の美しさ、厳しさというのは意識にも影響をするだろうと思うし。

でも、お辞儀をする脱帽時の「敬礼」で、通常は15度くらいなんだけど、「最敬礼」時には45度くらいまで上体を曲げる、というのはちょっと苦笑。まぁ、この「最敬礼」というのは、殉職者の棺に対する時か、皇族や総理大臣クラスに対してしかしないそうなので、この先実施する機会があるかどうかはちょっと興味あるところだな(笑)。

一見時代錯誤なイベントみたいに書いているけど、実のところ、朝の9:00 に始まって、10:30 には終わるし、そもそも消防団自体が任意参加の組織なので、教官も参加者に十分気を使っているのがよく分かって、逆の意味で時代を感じるところ。一方、こういう行事の場でも閉会式の時には後ろの方で私語が飛び交っていて、そのあたりにも時代の流れを感じさせられたり。

・ヱビスの超長期熟成ビールの抽選、残念ながら選外になってしまった。別途応募させていた妹も選外だったと言ってるから、結構競争率は高かったのかな。きっと今ごろはヤフオクで権利を売ってる人がいるに違いない(苦笑)



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41