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2年ぶりにこんにちは。川俣です。
ごぶさたしていてホントすみません。
MLとここは見ているのですが…。
まずは、Plamo 4.6のリリースおめでとうございます。
今回は、LiveDVD版(P-Plamo)も公開されたそうで。
実は私、他のOS(OpenBSD)でですがLiveCDを作成・公開しております。 さらに昔はPlamo Linuxをベースにした1FD Linux作成キットなるもの をやってなどいたりしたので、 今回のP-Plamo の内部メカニズムは大変興味深く 読ませていただきました。
…しかし、LinuxはUnion FSや圧縮ファイルシステムなどが 実装されており、LiveCD/DVDが作りやすそうでうらやましいです。
OpenBSDには、そのような仕組みがないので
私のLiveCDでは、姑息ともいえる手段で問題を解決しています。
最近、そこいらへんの実装方法について地元のコミュミティでの勉強会用にかいた解説文書がある
ので、興味のあるかたは読んでみてください。
あ、概要について紹介しないとですね - LiveCDの特徴紹介はこちらをどうぞ。
…とはいえ、初期ブートやルートファイルシステムのセットアップ回りは、 OSが違うので具体的な実装方法は異なりますが、 基本部分には共通するアイデアも色々あって、フムフムなるほどといった感じです。
あと、アプリケーションの部分はLinuxとほぼ同じといってよいでしょう。 ここいらへんは、Plamoで習得したパッケージ作成やアプリケーションの インストールのノウハウが役立っているような気がします。
ただ…、信じられないかもしれませんが、
OpenBSDのlibcは、未だに日本語ロケールに対応していません。
そうですねぇ、Linuxでいうと「Plamoの出始めのころ」っていうか
「Slackware + JEのころ」みたいっていったほうが早いかな :-) 。
とりとめもなくなってきたので今日はこのへんで。 Plamo 4.6もおいおい使ってみて感想を書きたいと思います。