diary/Kojima/2007-01-04
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[[diary/Kojima]] ・X11R7.1 とりあえず CLFS レベルの環境は構築できたので,その環境で X11R7.1 をビ ルドしようと四苦八苦. 昨日みつけた zlib がらみの問題は解決し処理ができるファイルはあるものの、特定のファイルを処理する際にxsltproc がSeg.Fault する 模様.gdb で追いかけたら,今度は xsltproc 内部で,ある構造体のメンバーを NULL で消去しようとしているような コードらしいので,さてどうしたものかと思案. このレベルになると直し方は分らないので,古いバージョンで試してみるかとlibxslt-1.1.19 から libxslt-1.1.17 にバージョンダウンしてみると 問題となっていたファイルも無事処理できるようになった模様.改めて fc6 の SRPM とかを見てみても 1.1.17 になってるから,何かエンバグしていたのかな? その次は app/rendercheck の configure が ./configure: line 2896: syntax error near unexpected token `RC,' ./configure: line 2896: `PKG_CHECK_MODULES(RC, xrender,' みたいなエラーになる模様.確かに configure スクリプトには # Checks for pkg-config packages PKG_CHECK_MODULES(RC, xrender, xrender_found_with_pkgconfig=yes, xrender_found_with_pkgconfig=no) 何て部分があるからエラーになるのは分かるが,なぜこれが configure に入 るのか,,としばし探検.どうやら configure.ac にある # Checks for pkg-config packages PKG_CHECK_MODULES(RC, xrender, [xrender_found_with_pkgconfig=yes], [xrender_found_with_pkgconfig=no]) この部分が autoconf 等で展開されないようなのだけど,なぜ展開されないのかが分からない. 他のパッケージの configure.ac を見ても,フツーに PKG_CHECK_MODULES は使っているのに なぜかなぁ,,と首をひねることしばし.. 半日くらい悩んでたのだけど,どうやら configure.ac の側ではなく,これを呼び出す autogen.sh の方の問題だった模様.PKG_CHECK_MODULES マクロを使っているパッケージの autogen.sh は autoreconf -v --install || exit 1 という一行で configure スクリプトを生成している けど,rendercheck の autogen.sh では aclocal || exit 1 automake --foreign --add-missing || exit 1 autoconf || exit 1 となっている.この部分を autoreconf -v --install || exit 1 で置き替えたら,PKG_CHECK_MODULES の部分も # Checks for pkg-config packages if test "x$ac_cv_env_PKG_CONFIG_set" != "xset"; then if test -n "$ac_tool_prefix"; then # Extract the first word of "${ac_tool_prefix}pkg-config", so it can be a program name with args. set dummy ${ac_tool_prefix}pkg-config; ac_word=$2 等に展開された模様.どうやら rendercheck が想定している autoconf は最近の バージョンではないみたいだなぁ. とりあえず rendercheck の configure は通るようになったので,再度ビルドに挑戦中...
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[[diary/Kojima]] ・X11R7.1 とりあえず CLFS レベルの環境は構築できたので,その環境で X11R7.1 をビ ルドしようと四苦八苦. 昨日みつけた zlib がらみの問題は解決し処理ができるファイルはあるものの、特定のファイルを処理する際にxsltproc がSeg.Fault する 模様.gdb で追いかけたら,今度は xsltproc 内部で,ある構造体のメンバーを NULL で消去しようとしているような コードらしいので,さてどうしたものかと思案. このレベルになると直し方は分らないので,古いバージョンで試してみるかとlibxslt-1.1.19 から libxslt-1.1.17 にバージョンダウンしてみると 問題となっていたファイルも無事処理できるようになった模様.改めて fc6 の SRPM とかを見てみても 1.1.17 になってるから,何かエンバグしていたのかな? その次は app/rendercheck の configure が ./configure: line 2896: syntax error near unexpected token `RC,' ./configure: line 2896: `PKG_CHECK_MODULES(RC, xrender,' みたいなエラーになる模様.確かに configure スクリプトには # Checks for pkg-config packages PKG_CHECK_MODULES(RC, xrender, xrender_found_with_pkgconfig=yes, xrender_found_with_pkgconfig=no) 何て部分があるからエラーになるのは分かるが,なぜこれが configure に入 るのか,,としばし探検.どうやら configure.ac にある # Checks for pkg-config packages PKG_CHECK_MODULES(RC, xrender, [xrender_found_with_pkgconfig=yes], [xrender_found_with_pkgconfig=no]) この部分が autoconf 等で展開されないようなのだけど,なぜ展開されないのかが分からない. 他のパッケージの configure.ac を見ても,フツーに PKG_CHECK_MODULES は使っているのに なぜかなぁ,,と首をひねることしばし.. 半日くらい悩んでたのだけど,どうやら configure.ac の側ではなく,これを呼び出す autogen.sh の方の問題だった模様.PKG_CHECK_MODULES マクロを使っているパッケージの autogen.sh は autoreconf -v --install || exit 1 という一行で configure スクリプトを生成している けど,rendercheck の autogen.sh では aclocal || exit 1 automake --foreign --add-missing || exit 1 autoconf || exit 1 となっている.この部分を autoreconf -v --install || exit 1 で置き替えたら,PKG_CHECK_MODULES の部分も # Checks for pkg-config packages if test "x$ac_cv_env_PKG_CONFIG_set" != "xset"; then if test -n "$ac_tool_prefix"; then # Extract the first word of "${ac_tool_prefix}pkg-config", so it can be a program name with args. set dummy ${ac_tool_prefix}pkg-config; ac_word=$2 等に展開された模様.どうやら rendercheck が想定している autoconf は最近の バージョンではないみたいだなぁ. とりあえず rendercheck の configure は通るようになったので,再度ビルドに挑戦中...
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