diary/Kojima/2005-06-02
の編集
http://plamo.linet.gr.jp/?diary/Kojima/2005-06-02
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
バックアップ
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
|
ログイン
]
-- 雛形とするページ --
diary/Template
[[diary/Kojima]] ・HT considered useful ? 手もとの Xeon 2.8G dual + 1G RAM なマシンで,HT の有無や make 時に並列可能なジョ ブの数を変えてカーネルをビルドするベンチマークをしてみました. コンパイルに付かった設定は[[こういう感じ:http://plamo.linet.gr.jp/~kojima/Diary/config.keep]]. カーネル 2.6.11.9 + unicon パッチなソースで,Plamo のデフォルトのカーネル向けに,ほとんど のドライバをコンパイルするような設定になっています. 結果はこんな感じ.最低でも2回の平均,できれば3回くらいの平均値を取りま した.また環境は現在開発中の Plamo-4.2 のα前くらいのバージョン(苦笑) で,使用した gcc は 2.4.3 です. |SMP + HT on|make -j5 |10分12秒| |SMP + HT on|make -j3 |11分00秒| |SMP + HT on|make |21分55秒| |SMP + HT off|make -j3 | 11分30秒| |SMP + HT off|make | 21分55秒| |no SMP + HT off|make |23分43秒| ざっと見ですが,SMP/HT が無い single CPU の状態では 24分弱だったのが, SMP を on にすると約11分くらい,そこから HT を on にして並列化度を高め るともう 1 分くらい速くなるかな,という感じ. この結果だけで見ると SMP 化に比べて HT 化のメリットはそう高くない感じ だけど,HT の影響を論じるならば非 SMP で HT の on/off を比較する必要が ありそう. ちなみに,[[GCC 4.0 のベンチマークをしているページ:http://www.coyotegulch.com/reviews/gcc4/index.html]] で用意されている[[設定ファイル:http://www.coyotegulch.com/distfiles/tycho.config]]を試したら SMP + HT on な状態で2分35秒ほどでコンパイルできたので,結構いい成績ではないかと(笑). まぁ,向うは RAM が 512MB なので,それだけでかなり違う気はするけど. 一応,テスト用に[[こういうスクリプト:http://plamo.linet.gr.jp/~kojima/Diary/buildtest.sh]]を用意してみたので,興味ある人はご自分の環境でお試しくださいませ. -再現性を高めるために手もとでつかっていた[[ソースコード:http://plamo.linet.gr.jp/~kojima/Diary/linux-2.6.11.9-unicon.tar.bz2]]も置いておきます。ただし、40MB弱あるので御注意くださいませ。 -- [[kojima]] &new{2005-06-02 (木) 12:40:28}; -以前(今も)使ってた Athlon 2500+(1.8GHz) + RAM 1GB な環境だと28分10秒くらいでした。非 SMP な状態の Xeon 2.8G と比べると、クロック数比(1GHz違う)では健闘しているけど、やはり SMP + HT のスケーラビリティがかなり効いている印象。しかも、Athlon マシンは電源をいれると明らかに部屋の温度があがるし。。(苦笑) -- [[kojima]] &new{2005-06-02 (木) 16:55:35}; -Geode NX1750+(1.39GHz)+ RAM 256MB Elapsed 42:32.52でした。 -- [[名倉]] &new{2005-06-02 (木) 17:20:45}; -Celeron500Mhz Dual + 448MB RAM // config.keepの Elapsed 1:17:12でした。因みに、// tycho.configの Elapsed 19:10.98でした。 -- [[alpexterm]] &new{2005-06-03 (金) 22:54:03}; #comment
タイムスタンプを変更しない
[[diary/Kojima]] ・HT considered useful ? 手もとの Xeon 2.8G dual + 1G RAM なマシンで,HT の有無や make 時に並列可能なジョ ブの数を変えてカーネルをビルドするベンチマークをしてみました. コンパイルに付かった設定は[[こういう感じ:http://plamo.linet.gr.jp/~kojima/Diary/config.keep]]. カーネル 2.6.11.9 + unicon パッチなソースで,Plamo のデフォルトのカーネル向けに,ほとんど のドライバをコンパイルするような設定になっています. 結果はこんな感じ.最低でも2回の平均,できれば3回くらいの平均値を取りま した.また環境は現在開発中の Plamo-4.2 のα前くらいのバージョン(苦笑) で,使用した gcc は 2.4.3 です. |SMP + HT on|make -j5 |10分12秒| |SMP + HT on|make -j3 |11分00秒| |SMP + HT on|make |21分55秒| |SMP + HT off|make -j3 | 11分30秒| |SMP + HT off|make | 21分55秒| |no SMP + HT off|make |23分43秒| ざっと見ですが,SMP/HT が無い single CPU の状態では 24分弱だったのが, SMP を on にすると約11分くらい,そこから HT を on にして並列化度を高め るともう 1 分くらい速くなるかな,という感じ. この結果だけで見ると SMP 化に比べて HT 化のメリットはそう高くない感じ だけど,HT の影響を論じるならば非 SMP で HT の on/off を比較する必要が ありそう. ちなみに,[[GCC 4.0 のベンチマークをしているページ:http://www.coyotegulch.com/reviews/gcc4/index.html]] で用意されている[[設定ファイル:http://www.coyotegulch.com/distfiles/tycho.config]]を試したら SMP + HT on な状態で2分35秒ほどでコンパイルできたので,結構いい成績ではないかと(笑). まぁ,向うは RAM が 512MB なので,それだけでかなり違う気はするけど. 一応,テスト用に[[こういうスクリプト:http://plamo.linet.gr.jp/~kojima/Diary/buildtest.sh]]を用意してみたので,興味ある人はご自分の環境でお試しくださいませ. -再現性を高めるために手もとでつかっていた[[ソースコード:http://plamo.linet.gr.jp/~kojima/Diary/linux-2.6.11.9-unicon.tar.bz2]]も置いておきます。ただし、40MB弱あるので御注意くださいませ。 -- [[kojima]] &new{2005-06-02 (木) 12:40:28}; -以前(今も)使ってた Athlon 2500+(1.8GHz) + RAM 1GB な環境だと28分10秒くらいでした。非 SMP な状態の Xeon 2.8G と比べると、クロック数比(1GHz違う)では健闘しているけど、やはり SMP + HT のスケーラビリティがかなり効いている印象。しかも、Athlon マシンは電源をいれると明らかに部屋の温度があがるし。。(苦笑) -- [[kojima]] &new{2005-06-02 (木) 16:55:35}; -Geode NX1750+(1.39GHz)+ RAM 256MB Elapsed 42:32.52でした。 -- [[名倉]] &new{2005-06-02 (木) 17:20:45}; -Celeron500Mhz Dual + 448MB RAM // config.keepの Elapsed 1:17:12でした。因みに、// tycho.configの Elapsed 19:10.98でした。 -- [[alpexterm]] &new{2005-06-03 (金) 22:54:03}; #comment
テキスト整形のルールを表示する