diary/Kojima/2006-05-14
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[[diary/Kojima]] ・新しいプリンタ 手元ではここ数年(東京にいたころに買ったから 4,5年?)エプソンの PM-760C というインクジェットプリン タを使ってきたのだけど,さすがにプリント速度の遅さとかが目立ってきたの で,新しいプリンタを物色. ほとんど Plamo な環境から使うので Linux から使えることが確実なエプソンか HP かなぁ,,と Web 等でしばらく 調べたのだけど,一応スキャナは別にあるから複合機でなくてもいいし,デ ジカメからのダイレクトプリントとかも特にする必要がないので,液晶画面とかカードスロッ トも不要だなぁ,,と単機能モデルに絞り込んでいったら, [[HP の OfficejetPro K550:http://h50146.www5.hp.com/products/printers/bizinkjet/biz/product/ojk550/index.html]]というのに辿りつきました. 速度は速そうだし,ランニングコストも良さげ,というので,インクカートリッ ジはかなり高い(黒が4221円,シアン,マゼンダ,イエローが3024円)のが気に なったのだけど,17850円と安い方の K550 を Web 経由で購入.HP ダイレクト エキスプレスというので注文したら,注文した翌日には到着してちょっとびっ くり. とりあえずセットアップして,Plamo-4.2 なマシンに USB で接続して,cupsd を再起動してやると http://localhost:631/ 経由で見えるようになり,USB 経 由の HP プリンタとして選んだものの,ドライバを選ぶ際の具体的なモデル名 を見ると Officejet Pro K550 という新しいモデルは無さげだから,「まぁ HP ijs 経由だから近いのなら大丈夫かな?」と HP New Deskjet Series の CUPS 版のドライバを指定. これでも CUPS のテストプリントとかは問題なく出たのだけど,画像データを 印刷しようとすると解像度がうまく合っていないのか広い部分はモザイク風に なるし,発色もおかしい. ここから先は PPD ファイルで調整かなぁ,,と [[www.linuxprinting.org:http://www.linuxprinting.org]] へ行って,Officejet Pro K550 を調べると,動作状況は "Perfectly" になっている. PPD ファイルもあるようなのでダウンロードして,/usr/etc/cups/ppd/ に突っこんだり (PPD ファイル群から指定した設定ファイルがここにコピーされるようなので), /usr/share/foomatic/db/source/PPD/HP/business_inkjet/ 以下にコピーして CUPS の設定メニューから選べるようにしてみたりしたのだけど,この PPD を選ぶと ijs 対応の gs がエラーになる気配. HP ijs レベルで対応していないのかな?としばらく調べたら,かっての ijs は HP LIP(HP Linux Imaging and Printing)としてより総合的な対応がされる ようになった模様.ドキュメント等をざっと見る限り,HP LIP はよりトータル なソリューション :-) を提供しているようだけど,レンダリング回りの下請けは HP ijs を継承しているようなので,gs の方はいじらなくても大丈夫だろうと, とりあえず configure && build してどこに何がインストールされるかを確認. ざっと見る限り,--prefix=/usr でビルドすれば CUPS が想定しているディレ クトリにファイルが行くようなので,必要なファイルは上書きされるだろうと パッケージ化してインストール インストール後に,cupsd を再起動して HP のドライバを選ぼうとすると,今 度は無事 Officejet Pro K550 も選択肢に出てきて,それを選べば画像データ も問題ないレベルで出力される模様. さすがにカタログトークの 1 分 37 枚というのは眉ツバにしても,英語の論文 の PDF ファイル 10p を(xpdf で print ボタンを押してから) 65 秒くらいで 印刷できたし,xv から画像ファイルを A4 で印刷させても 20 秒くらいで出力 できたので,スピードには大満足.画質も、手元には普通紙しか無いのであまり 細かいことは言えないけど、これくらい出れば不満はないレベル。 ここまでで終れば,「速いし,Linux からも問題なく使えるし,単機能プリン タが欲しい人にはお薦め」と言えるのだけど,実は大きな落し穴が.. このプリンタ,HP が全世界的に展開している戦略モデルらしいのだけど,紙送 り機構を A4 普通紙に最適化しているため,ハガキ等の厚紙には印刷できないらしい...(^^; まぁ,最近のプリンタはずいぶん安い(今回買った K550 は 17850円) ので,ラ ンニングコストとかスピードコストとかを考えれば,デジカメからのダイレク トプリントとか年賀状印刷に適したプリンタを別途用意しておくこともやぶさ かではないけれど,世界的な戦略モデルな分,日本固有の文化への対応はでき てないみたいだなぁ > Officejet Pro K550 -ちなみに,Officejet Pro K550 とか PhotoSmart 3210 とかの HP のプリンタは,Deskjet の遺伝子を受けついでいるようで,a2ps の A4 の設定だと左端が少し切れますね.a2ps には A4dj という設定が用意されているので,/usr/etc/a2ps-site.cfg でOptions: --medium=A4djとかにしてやればちゃんと端まで印刷できるみたい. -- [[kojima]] &new{2006-05-14 (日) 22:41:12};
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[[diary/Kojima]] ・新しいプリンタ 手元ではここ数年(東京にいたころに買ったから 4,5年?)エプソンの PM-760C というインクジェットプリン タを使ってきたのだけど,さすがにプリント速度の遅さとかが目立ってきたの で,新しいプリンタを物色. ほとんど Plamo な環境から使うので Linux から使えることが確実なエプソンか HP かなぁ,,と Web 等でしばらく 調べたのだけど,一応スキャナは別にあるから複合機でなくてもいいし,デ ジカメからのダイレクトプリントとかも特にする必要がないので,液晶画面とかカードスロッ トも不要だなぁ,,と単機能モデルに絞り込んでいったら, [[HP の OfficejetPro K550:http://h50146.www5.hp.com/products/printers/bizinkjet/biz/product/ojk550/index.html]]というのに辿りつきました. 速度は速そうだし,ランニングコストも良さげ,というので,インクカートリッ ジはかなり高い(黒が4221円,シアン,マゼンダ,イエローが3024円)のが気に なったのだけど,17850円と安い方の K550 を Web 経由で購入.HP ダイレクト エキスプレスというので注文したら,注文した翌日には到着してちょっとびっ くり. とりあえずセットアップして,Plamo-4.2 なマシンに USB で接続して,cupsd を再起動してやると http://localhost:631/ 経由で見えるようになり,USB 経 由の HP プリンタとして選んだものの,ドライバを選ぶ際の具体的なモデル名 を見ると Officejet Pro K550 という新しいモデルは無さげだから,「まぁ HP ijs 経由だから近いのなら大丈夫かな?」と HP New Deskjet Series の CUPS 版のドライバを指定. これでも CUPS のテストプリントとかは問題なく出たのだけど,画像データを 印刷しようとすると解像度がうまく合っていないのか広い部分はモザイク風に なるし,発色もおかしい. ここから先は PPD ファイルで調整かなぁ,,と [[www.linuxprinting.org:http://www.linuxprinting.org]] へ行って,Officejet Pro K550 を調べると,動作状況は "Perfectly" になっている. PPD ファイルもあるようなのでダウンロードして,/usr/etc/cups/ppd/ に突っこんだり (PPD ファイル群から指定した設定ファイルがここにコピーされるようなので), /usr/share/foomatic/db/source/PPD/HP/business_inkjet/ 以下にコピーして CUPS の設定メニューから選べるようにしてみたりしたのだけど,この PPD を選ぶと ijs 対応の gs がエラーになる気配. HP ijs レベルで対応していないのかな?としばらく調べたら,かっての ijs は HP LIP(HP Linux Imaging and Printing)としてより総合的な対応がされる ようになった模様.ドキュメント等をざっと見る限り,HP LIP はよりトータル なソリューション :-) を提供しているようだけど,レンダリング回りの下請けは HP ijs を継承しているようなので,gs の方はいじらなくても大丈夫だろうと, とりあえず configure && build してどこに何がインストールされるかを確認. ざっと見る限り,--prefix=/usr でビルドすれば CUPS が想定しているディレ クトリにファイルが行くようなので,必要なファイルは上書きされるだろうと パッケージ化してインストール インストール後に,cupsd を再起動して HP のドライバを選ぼうとすると,今 度は無事 Officejet Pro K550 も選択肢に出てきて,それを選べば画像データ も問題ないレベルで出力される模様. さすがにカタログトークの 1 分 37 枚というのは眉ツバにしても,英語の論文 の PDF ファイル 10p を(xpdf で print ボタンを押してから) 65 秒くらいで 印刷できたし,xv から画像ファイルを A4 で印刷させても 20 秒くらいで出力 できたので,スピードには大満足.画質も、手元には普通紙しか無いのであまり 細かいことは言えないけど、これくらい出れば不満はないレベル。 ここまでで終れば,「速いし,Linux からも問題なく使えるし,単機能プリン タが欲しい人にはお薦め」と言えるのだけど,実は大きな落し穴が.. このプリンタ,HP が全世界的に展開している戦略モデルらしいのだけど,紙送 り機構を A4 普通紙に最適化しているため,ハガキ等の厚紙には印刷できないらしい...(^^; まぁ,最近のプリンタはずいぶん安い(今回買った K550 は 17850円) ので,ラ ンニングコストとかスピードコストとかを考えれば,デジカメからのダイレク トプリントとか年賀状印刷に適したプリンタを別途用意しておくこともやぶさ かではないけれど,世界的な戦略モデルな分,日本固有の文化への対応はでき てないみたいだなぁ > Officejet Pro K550 -ちなみに,Officejet Pro K550 とか PhotoSmart 3210 とかの HP のプリンタは,Deskjet の遺伝子を受けついでいるようで,a2ps の A4 の設定だと左端が少し切れますね.a2ps には A4dj という設定が用意されているので,/usr/etc/a2ps-site.cfg でOptions: --medium=A4djとかにしてやればちゃんと端まで印刷できるみたい. -- [[kojima]] &new{2006-05-14 (日) 22:41:12};
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