FAQ/47
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#navi(FAQ) カテゴリー: システム管理 * tgz パッケージ(ファイルタイプが tgz のもの)って,どうやってインストールするのですか,アンインストールもできますか? [#te3279af] RIGHT:2005-03-21 00:49:24 (月)投稿 RIGHT:登録者: Plamodocs Project ---- 拡張子が .tgz となっているファイルは,複数のファイルを tar で固め, gzip で圧縮したものです.~ この形式は各種ソースファイルの配布など,さまざまな用途に使われますが, Slackware 系のディストリビューション(Plamo Linux はこれにあたります.)では, これをバイナリパッケージの配布形式としています. パッケージには,/ から見た相対ディレクトリ指定で各ファイルが納められ,また, install/doinst.sh としてインストール時に実行されるスクリプトが置かれています. tgz 形式のパッケージは,コマンドや専用のツールを使ってインストール/アンインストールします. これを実行するには root 権限が必要になります. 専用のツール pkgtool を使うと,インストール/アンインストールのほか, インストールされているパッケージのファイル一覧表示などが対話的に行なえますから, 最も手軽に利用できるでしょう. installpkg/removepkg といったコマンドを使う場合は, パッケージ名を直接指定してインストール/アンインストールします. これもある意味手軽で,スクリプトなどからの利用も可能です. -pkgtool の起動~ コンソールあるいは X 上の kterm などで,次のコマンドを実行し表示されるメニューから実行したい項目を選択します. ~$ su Password: ~# pkgtool 次はコマンドを使って plamo-sample.tgz というパッケージをインストール / アンインストールする例です. -インストールコマンド: installpkg~ コンソールあるいは X 上の kterm などで, 次のコマンドを実行します. ~plamo-sample.tgz が置いてあるディレクトリで実行したと仮定していますので,別なディレクトリに置いてある場合はパスの指定も必要です. ~$ su Password: ~# installpkg plamo-sample.tgz インストールしたパッケージのログ(インストール時に配置されたファイルリストなど) は,/var/log/packages に拡張子 tgz を省いた名前(この場合は, plamo-sample になります.)で保存されます. インストール時に実行されたスクリプト(install/doinst.sh) の内容は, /var/log/scripts に保存されます. -アンインストールコマンド: removepkg~ コンソールあるいは X 上の kterm などで, 次のコマンドを実行します. ~$ su Password: ~# removepkg plamo-sample removepkg の場合は "plamo-sample" とするだけですので,間違わないようにします.~ インストールしたパッケージの記録が記載されている /var/log/packages/ 以下にエントリのある名前で指定します.~ アンインストールしたパッケージのログは, /var/log/packages から /var/log/removed_packages に移され, /var/log/scripts のものは /var/log/removed_scripts に移されます. インストール/アンインストールするのが不安でしたら,installpkg/removedpkg を実行する時に,次のように -warn オプションをつけてみましょう. ~# installpkg -warn plamo-sample.tgz ~# removepkg -warn plamo-sample このオプションをつけて実行すると,実際にはインストール/アンインストールされず, これらのコマンドを実行すると配置されたり/削除されるファイルやディレクトリに関する情報を, 端末(term)に表示するだけですから,まずはこれで確認をし,その後 pkgtool を使ったり, このオプションを外してコマンドを実行して, 本当にインストール/アンインストールすることができます. 多くのファイルが配置/削除されるので端末では読みきれない場合は, 次のようにパイプを使って出力内容を less や more に渡し,スクロールして読むことができます. ~# installpkg -warn plamo-sample.tgz | less ~# removepkg -warn plamo-sample | more あるいは次のようにして,ファイル(例として,inst-plamo.log / rm-plamo.log) に残しておけば,後でこのファイルで確認できます. ~# installpkg -warn plamo-sample.tgz > inst-plamo.log ~# removepkg -warn plamo-sample > rm-plamo.log ---- この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ; -通常のパッケージをアップデートする時には、まずアンインストールしてからインストールすることになりますが、Plamo 4.0x 以下の場合 hdsetup、tar、gzip のアップデートする時にはアンインストールをしてはいけませんよね。 -- &new{2006-09-28 (木) 02:02:52}; #navi(FAQ)
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#navi(FAQ) カテゴリー: システム管理 * tgz パッケージ(ファイルタイプが tgz のもの)って,どうやってインストールするのですか,アンインストールもできますか? [#te3279af] RIGHT:2005-03-21 00:49:24 (月)投稿 RIGHT:登録者: Plamodocs Project ---- 拡張子が .tgz となっているファイルは,複数のファイルを tar で固め, gzip で圧縮したものです.~ この形式は各種ソースファイルの配布など,さまざまな用途に使われますが, Slackware 系のディストリビューション(Plamo Linux はこれにあたります.)では, これをバイナリパッケージの配布形式としています. パッケージには,/ から見た相対ディレクトリ指定で各ファイルが納められ,また, install/doinst.sh としてインストール時に実行されるスクリプトが置かれています. tgz 形式のパッケージは,コマンドや専用のツールを使ってインストール/アンインストールします. これを実行するには root 権限が必要になります. 専用のツール pkgtool を使うと,インストール/アンインストールのほか, インストールされているパッケージのファイル一覧表示などが対話的に行なえますから, 最も手軽に利用できるでしょう. installpkg/removepkg といったコマンドを使う場合は, パッケージ名を直接指定してインストール/アンインストールします. これもある意味手軽で,スクリプトなどからの利用も可能です. -pkgtool の起動~ コンソールあるいは X 上の kterm などで,次のコマンドを実行し表示されるメニューから実行したい項目を選択します. ~$ su Password: ~# pkgtool 次はコマンドを使って plamo-sample.tgz というパッケージをインストール / アンインストールする例です. -インストールコマンド: installpkg~ コンソールあるいは X 上の kterm などで, 次のコマンドを実行します. ~plamo-sample.tgz が置いてあるディレクトリで実行したと仮定していますので,別なディレクトリに置いてある場合はパスの指定も必要です. ~$ su Password: ~# installpkg plamo-sample.tgz インストールしたパッケージのログ(インストール時に配置されたファイルリストなど) は,/var/log/packages に拡張子 tgz を省いた名前(この場合は, plamo-sample になります.)で保存されます. インストール時に実行されたスクリプト(install/doinst.sh) の内容は, /var/log/scripts に保存されます. -アンインストールコマンド: removepkg~ コンソールあるいは X 上の kterm などで, 次のコマンドを実行します. ~$ su Password: ~# removepkg plamo-sample removepkg の場合は "plamo-sample" とするだけですので,間違わないようにします.~ インストールしたパッケージの記録が記載されている /var/log/packages/ 以下にエントリのある名前で指定します.~ アンインストールしたパッケージのログは, /var/log/packages から /var/log/removed_packages に移され, /var/log/scripts のものは /var/log/removed_scripts に移されます. インストール/アンインストールするのが不安でしたら,installpkg/removedpkg を実行する時に,次のように -warn オプションをつけてみましょう. ~# installpkg -warn plamo-sample.tgz ~# removepkg -warn plamo-sample このオプションをつけて実行すると,実際にはインストール/アンインストールされず, これらのコマンドを実行すると配置されたり/削除されるファイルやディレクトリに関する情報を, 端末(term)に表示するだけですから,まずはこれで確認をし,その後 pkgtool を使ったり, このオプションを外してコマンドを実行して, 本当にインストール/アンインストールすることができます. 多くのファイルが配置/削除されるので端末では読みきれない場合は, 次のようにパイプを使って出力内容を less や more に渡し,スクロールして読むことができます. ~# installpkg -warn plamo-sample.tgz | less ~# removepkg -warn plamo-sample | more あるいは次のようにして,ファイル(例として,inst-plamo.log / rm-plamo.log) に残しておけば,後でこのファイルで確認できます. ~# installpkg -warn plamo-sample.tgz > inst-plamo.log ~# removepkg -warn plamo-sample > rm-plamo.log ---- この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ; -通常のパッケージをアップデートする時には、まずアンインストールしてからインストールすることになりますが、Plamo 4.0x 以下の場合 hdsetup、tar、gzip のアップデートする時にはアンインストールをしてはいけませんよね。 -- &new{2006-09-28 (木) 02:02:52}; #navi(FAQ)
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