[[diary/Kojima]]
・消防大会
一般には「出初め式」と呼ばれている気もするけど、消防団の活動を広く紹介するために、
年に一度、市内の消防団員が一同に会して、存在を示すために行進したり、日頃の活動を紹介する日があって、
通常は新年度の始め(4月の頭)なんだけど、今年は市会議員の選挙がそのころにあったので一月ほど遅れて今日あった。
今年は、新しい試みとして、市内各分団(70くらいあるのかな?)の車(軽トラもあれば消防車もある)を集めて、
行進に参加させた。
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もう一つ新しい試みとして、ハシゴ車のハシゴを延して、
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それをめがけて、それぞれの地区の代表が放水し、「ウォータータワー」を作ってみた。
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写真で撮っているように、私自身は行進にだけ参加して、放水デモは野次馬的に見ていただけだけど、
実際に筒先を持っていた人間は風向きの関係で大量にしぶきがかかって大変だったらしい。
ウチの地方でも、消防団は人手不足で若手が入らないから、私のようなジジイも現役なんだけど、
今回の東日本大震災でも明かになったように、「ボランティア」という横のつながりの組織だけでなく、
「消防団」のような指揮命令系統がきちんと存在する組織の意義ってかなり大きいと思っているところ。
「消防団」って、普段は、年に何度か集まって酒飲んで騒いでいるだけの連中のように見られがちだけど、
自身の安全は省みず、指揮者の命令一つで被災者を救うために火災の現場に飛び込んでいくような心意気の持ち主ばかりなので、
若い人たちにも積極的に参加して欲しいところ。
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