[[diary/Kojima]]

・P-Plamo on USB

P-Plamo に、USB からブートすれば、システム終了時に使っていた home directory の内容をバックアップして、
次の起動の際にそのデータを展開するような機能を追加してみた。

ちなみに P-Plamo を USB からブートする手順は[[こっちの方を参考:http://plamo.linet.gr.jp/index.php?diary%2FKojima%2F2009-02-28]]に。
ただし、現状は syslinux.cfg を未調整なので、isolinux.cfg を syslinux.cfg にコピーして、起動するカーネルイメージと initrd の部分を /isolinux/vmlinuz のように
修正する方が確実かも。

バックアップの操作もやってることは簡単で、P-Plamo 用の rc.6 の最後で union mount 上の /home 以下のデータを、起動メディアに cpio + gzip で書き込んでおき、
起動時に rc.M で、バックアップがあればそれを展開するだけなんだけど、使ってみると個人の環境設定とかも持ち運べて結構便利。

当初は、/etc 以下のシステム領域のデータもバックアップの対象にしようかと思ったけど、システム領域のデータは保存したマシンとは別のマシンに持っていったりすると
問題になりそうなので、個人のホームディレクトリに対象を限定。厳密に考えると、KDE の個人設定ファイルにはハードウェアがらみの情報も保存されているようなので、
別マシンに持っていくのはよろしくなさげだけど、KDE は起動時にチェックして修正するようなのでとりあえず大丈夫だろう。

ちなみに、P-Plamoの本体が1.7GBくらいあるので、USB メモリは 2GB 以上が必須です。また、データのバックアップ時に USB の空き容量をチェックしたりはしないので、
ホームディレクトリに置くデータのサイズは自己責任で管理してください。

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