[[diary/Kojima]]

・kernel-2.6.30

講義は何とか終わったものの、今週は営農組合の田植えがあるので、落ち着いて作業ができるのは来週以降になりそう。

rcのシリーズは試していたものの、2.6.30 が正式にリリースされたので、リハビリをかねていじってみたけど、
2.6.30 では圧縮ルーチンに lzma が入ってカーネル自身は lzma 圧縮に対応しているので、
2.6.29 で取り込まれた squashfs が lzma 圧縮にも対応しているかと期待したものの、
残念ながら squashfs + lzma は公式のソースコードでは対応していない模様。

[[openwrt のサイト:https://dev.openwrt.org/browser/trunk/target/linux/generic-2.6/patches-2.6.30]]で 
squashfs + lzma に対応するようなパッチが公開されていたので試してみたけど、
P-Plamo で作っていた squashfs + lzma なファイルシステムイメージはマウントできない模様

以前使っていた sqlzma.ko だと、マウントする squashfs イメージは lzma 圧縮されたものと決め打ちしていたのだけど、
今のバージョンだと複数の圧縮形式が使えそうなので squashfs 
のマウントオプションで圧縮形式を指定しないといけないような気もするが、modinfo とかで調べてもオプションは無さげなので、
パッチをあてた squashfs のソースコードを見るしかないかなぁ。

まぁ、その前に squashfs-4.0 がちゃんと動くかを試しておくべきだろうな。

squashfs + lzma は動いてないけど、周辺機器の認識はかなり高速化されているし,
NILFS2 あたりとかも試してみたいところ > 2.6.30

# TOMOYO はどうかなぁ...
-squashfs-4.0 用の squashfs-tools が lzma 圧縮に対応してない感じだから、望み薄かな。www.squashfs-lzma.org で配布されていたパッチは 7zip が公開していた SDK ベースなので、そのままでは 2.6.30 カーネル内蔵の lzma には使えなさそう。OpenSuSE 方面で開発された [[clicfs:http://lizards.opensuse.org/2009/05/15/livecd-performance-clicfs-vs-squashfs/]]あたりを調べてみる方がいいかな。 -- [[kojima]] &new{2009-06-12 (金) 20:50:44};
-カーネルに採用された squashfs-4.0 は、以前の 3.4 とは形式が違っているのか、lzma パッチがあるsquashfs-3.4のmksquashfs で作ったイメージはマウントできないみたい。4.0 な mksquashfs で作ったイメージは、lzma パッチを当てたsquashfs では「サポートされていない操作です」なんてエラーになるので、とりあえずはオリジナルの2.6.30に戻して squashfs の動作確認が必要だな。 -- [[kojima]] &new{2009-06-12 (金) 23:45:44};
-田植えご苦労様です。こちらでは鹿の被害が深刻ですが如何ですか?lzmaの圧縮は、bz2に比べてどの程度圧縮されますか?tar xjvf みたいに、tarにオプションで付けられるようになれば、便利かなと思います。 -- [[Plamo大好]] &new{2009-06-13 (土) 23:51:10};
-Plamo-4.6/contribに入ってるtarは対応済みのはずです。> Plamo大好さん -- [[tamu]] &new{2009-06-14 (日) 07:20:48};
-openwrt のカーネルパッチ 001〜007までと、squash4の110パッチを使うとgz/lzmaとちらもマウントできます。 -- [[binabonz]] &new{2009-11-04 (水) 19:59:45};


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