[[diary/Kojima]]

・Thunar のファイル名の扱い

Plamo-4.5 のリリースに向けて,あれこれ作業を進めているのだけど,
Xfce4 のファイルマネージャーの Thunar のファイル名の扱いがイマイチなことが判明.

Thunar は,他のファイルマネージャ同様,ファイルをダブルクリックすることで,
そのファイルの種類に結びつけられたアプリケーションを起動してくれるのだけど,
その際に起動したアプリケーションに渡すファイル名は,日本語が入っていると
URI エンコードしてしまう模様.

#ref(thunar.jpg)

一方,vlc や mplayer といったメディアプレイヤーは,
URI エンコードされたファイル名指定を理解できないので,
引数として URI エンコードされたファイルが届くとエラーになってしまう模様.

ristretto みたいに Xfce な枠組みの中で動くアプリだと,
Thunar から直接日本語を含むファイル名を与えても問題なく動いてくれるので,
vlc なり mplayer なりに URI エンコードされたファイル名をきちんとデコード
する機能がないのが原因なんだろうなぁ..

# まぁ,このヘンは locale を見るのが正しいのか URI エンコードに振るのが
正しいのかの議論はありそうだが..

また,thunar で新しくファイルやディレクトリを作ろうとすると,
ファイル名は UTF8 になってしまう模様

#ref(thunar_newfile.jpg)

このへん,locale をUTF-8 化すれば解決しそうな気はするので,
わざわざソースコードをを調べて文字コードを
見分けるような機能を追加する必要はないかなぁ,,
という気もするけど,気にしだすと気になってしまう現象という感じ.

まぁ,そういう場合は FDclone を使えばいいという気はするな.

-UTF-8な環境を作って試したら問題なく vlc を起動できたので、どうやら vlc は URI encode された文字列は Unicode 決め打ちにしているっぽい。 -- [[kojima]] &new{2008-09-02 (火) 21:24:15};

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