[[diary/Kojima]]

・B Flet's プレミアム

以前から B Flet's は使ってたんだけど,実家の電話回線もそろそろ IP 電話
にしたいなと考え,NTT 西のひかり電話を含んだサービスである B Flet's プ
レミアムへ変更してみた.B Flet's を引く時は申し込んでから半年くらい待た
されたけど,今度は 1 ヶ月くらいで工事に来たので,それなりに進歩しているのだろう :-P

工事そのものは電柱レベルの配線のやりかえと室内で使っていた PON の交換だ
けだったのだけど,実はこの PON の交換がかなり曲者だった..

以前の B Flet's の場合,PON は光ファイバーの端末であり,光のデータを
IP に変換するだけで,変換したデータは PON からイーサネットでブロードバ
ンドルーター等で受ける形になっていたので,お家 LAN はブロードバンドルー
ターをゲートウェイにするような設定にして,IP マスカレードの設定等は自分
で選んだブロードバンドルーターに施していたのだけど,B Flet's プレミアム
の場合,VoIP アダプアタは PON の先にあるルーターを兼ねた専用の加入者網
終端装置に接続する形になっているため,以前から愛用していたブロードバン
ドルーターは使えなくなってしまった..

しかもこの NTT 謹製のブロードバンドルーターは具体的な仕様は不明で,ISP
の設定等は添付 CD に入っている Windows 用の設定ツールを使えとのこと.し
かも,この設定ツールが使える環境が Windows XP の SP1 以上とか
Windows2000 の SP3 以上とか細かく規定されており,手元では Windows は
VMware の上でしか使ってないのでアップデートとかサボってたから,身近にあ
る XP も W2K も対応外で,結局本棚の隅で埃をかぶっていた 98SE を VMware
上にわざわざインストールして設定するハメになってしまった...

当初は 98SE から設定する方法が分からなかったので,かなり困っていたのだ
けど,どうやら DHCP でルーターから IP アドレスをもらう必要がありそうな
ことに気づいたら,とりあえず基本的な設定は完了.

マニュアルにはブロードバンドルーターの工場出荷時のアドレスは
192.168.24.1 だ,と書いてあるので,192.168.24.XX のアドレスを与えたマ
シンから設定しようとしても接続不能.http:// や https:// を試したのだ
けど接続できず.結論としては,ブロードバンドルーターから IP アドレス
を(DHCP で)貰えば ctu.flets.com を解決できる DNS を教えてくれるらしい

詳細は調べてないのだけど,この NTT 謹製のブロードバンドルーターの場合,
昔使っていたマイクロ技研のブロードバンドルーターのように,LAN 側からの
設定のみを受けつけるような仕様ではなく,いったん NTT のサイト
(https://ctu.flets.com)に指定されたユーザー ID + パスワードでログインし
た上で設定する仕様になっている模様.この https://ctu.flets.com/ という
アドレスがどうやって解決されるかがよく分からなかったのだけど,このルー
ターから DHCP で IP アドレスを貰えば専用の DNS とかの情報が与えられて接
続できるようになる模様.そういう仕組みさえ分かれば,後は Linux 上の
Mozilla からでも設定できるようになったのでとりあえずは一安心.

まだ設定の細部は理解しきれてないけど,とりあえず IP マスカレードの設定
が「静的アドレス変換設定」で行うことが分かったので,plamo.linet.gr.jp 等の
サーバーは使えるようになったはず.

一応専用の設定ツールを使えば簡単に設定できるようになっているようだけど,
その設定ツールがどういう設定をするのかの記載がないから,経験者にとって
ずいぶん不親切なツールに思えてしまふ..

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