[[diary/Kojima]]

・祇園ばやしとか

ウチの神社で使われている祇園ばやし(伊勢音頭)

  めでたナー めでたナー (ヨイヨイ)
    若松さまョー (ヨーオイセー ソーオコセ)
  ハー枝もナー栄える(アーノソーオレ エバサー)
    葉も茂る

  坂はナー 照る照るー(ヨイヨイ)
    鈴鹿は曇る(ヨーオイセー ソーオコセ)
  ハー藍のナー 土山(アーノソーオレ エバサー)
    雨が降る

  竹にナー 雀はー(ヨイヨイ)
    品(しな)よくとまる(ヨーオイセー ソーオコセ)
  ハー止めてナー 止まらぬ(アーノソーオレ エバサー)
    色の道

  吉田ナー 通ればー(ヨイヨイ)
    二階から招く(ヨーオイセー ソーオコセ)
  ハーしかもナー 鹿の子の(アーノソーオレ エバサー)
    振り袖で

  紺のナー 館はー(ヨイヨイ)
    めでたい館(ヨーオイセー ソーオコセ)
  ハー 鶴がナー 御門に(アーノソーオレ エバサー)
    巣をかける

  御坊所ナー ケツショナー (ヨイヨイ)
    いうて鳴く鳥は (ヨーオイセー ソーオコセ)
  ハー 鳥のナー 中でも (アーノソーオレ エバサー)
    スケベー鳥

屋台を運行する時は,こういう祇園ばやしを唄いながら(合いの手の部分で太
鼓を叩く)押していきます.

特に担ぎ手が力を合わせる必要がある時はこんな感じの号令で力を合わせます.

  打ってくれ!(言葉)
     ドン,ドン(太鼓)
  モゥ 一つせ!
     ドン,ドン
  イヨー,サンドン!!
     ドン,デ,ドン,ドン
  ソーラ,サ・シーマショウ!!

この「サ・シーマショウ」の「・」のところで,タイミングを合わせて屋台を
頭の上まで担ぎあげ,あとは

  ヨイヤサー,ヨイヤサー
     ドン,ドン(サッサー)

のリズムで揺らしながら頑張ります.

「さす」という言葉は,広辞苑を見ると「傘をさす」の「さす」で「手を上にあげる.物を持って上にあげる.かざす.ささげる.」の意だそうです.

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