・首塚参り

今日はお盆の一連の行事の最後で,首塚さんとおたかさんに参ってきました.

「首塚さん」というのは,昔,豊臣(当時は羽柴)秀吉が毛利氏を攻める前に三
木城を攻めた時の戦乱で殺された地元のお坊さんを祀ってあるところで,当時
から供養としてこの時期に参っているそうです.また,「おたかさん」という
のは,時期は不明ながら,昔,村に住んでいた裕福な一族で,子孫が無くて家
が絶えてしまったのだけど,一族の最後の人が村に土地を寄贈してくれたこと
から今も村の行事としてお墓に参っているのだとか.いづれにしてもいつの頃
からやってるのやら,,的な儀式ですが,それを未だにちゃんと続けていると
いうのはある意味すごいことかも知れない(苦笑)

田舎の場合,こういう感じで土地に根を下した世代を越えた人間関係があった
りするから,前にも書いたように家人が気づかないうちに戸口に枝豆が一束置
いてあったりする半面,人間関係がコジれると加古川(実は隣の市だったり)の 
8 人殺傷事件みたいな惨事も発生するので,いいか悪いかは一概には言えない
気はするなぁ.

・glibc-2.3.2 の locale

少し glibc-2.3.2 をイジっていると,localedata で make install すると,
/usr/lib/locale/locale-archive というファイルが作成されることに気づく.

file で見てみると

 kojima@plamo41[~]% file /usr/share/locale/locale-archive
 /usr/share/locale/locale-archive: PDP-11 separate I&D executable not stripped

のように,このファイル自体は独自の構造のようだけど,どうやら 
/usr/share/locale/ja_JP.eucJP/LC_XXXX みたいな感じで各言語ごとにディレ
クトリを切って保存されていた locale データを一つのファイルにまとめたも
のらしい.確かに個別ディレクトリを用意するよりは簡便な気はするけど,素
直に locale-archive を作ると glibc2 がサポートしている locale データを
全部作って畳み込むから,

 kojima@plamo41[~]% ls -l  /usr/share/locale/locale-archive
 -rw-r--r--  1 root root 38391424 2004-08-16 10:51 /usr/share/locale/locale-archive

なんてサイズになる模様.ちょっとサイズ的に厳しいので,localedef で日本
語と C, POSIX に加えて,ドイツ語,フランス語くらいを個別に作ることを考
えるべきかな.


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