+[[diary/Kojima]] ・「ガールズ&パンツァー」の魅力(その4) 前回,「ガルパン」の魅力は虚実のバランスの巧みさ,と述べたけど, そのバランスが崩れてるなぁ,,と思うのが「自動車部」のあたり. 戦車の運用には「整備」が必須だけど,大洗女子は20年以上前に戦車道を廃止したので, 戦車を整備する仕組みが存在しない.それなら「整備」つながりで「自動車部」を設定して, 戦車の整備はそこに任せよう,という考え方は理解できるものの, その結果,女の子4人の自動車部が, それこそ20年以上放置されていた(一台は水中に沈んでいた)5台の戦車を, 一晩で問題なく動作できるレベルにレストアしちゃうし, どれだけ「大破」した戦車も「徹夜で整備」したら復活してしまう. このあたりは,ちょっと虚実のバランスが崩れてるなぁ,,という印象. 一番軽いアヒルさんチームの「89式中戦車」でも15トンくらいあるらしんで, 自動車用の整備機器がそのまま流用できるとはとても思えないし. かと言って,整備の大変さを見せるために, 前の戦いで大破した戦車の修理は次の試合に間に合わない,みたいにするのがいいか, と言うと,やっぱり何とか修理して活躍してもらいたい,というのもわかる. そもそも大洗女子の戦車は数が少ないし. そのあたりの都合で,設定+ストーリー展開的には仕方ないかなぁ,,とは思うものの, 「万能のスーパー・メカニック」な自動車部にはちょっと不自然さを感じてしまうところ. もちろん,自動車部の4人は健気にがんばってるから好きだし, 普段はツナギを愛用している彼女らが, 戦車に乗る時はミニスカートで生足を晒してるのは, ちょっと新鮮だったり(w #comment