・野菜とか..
田舎暮しをしだして大きく変ったのは食事のメニューです.東京にいたころは,
一応自炊もしてたので「今日は○○にしよう」とメニューを決めてからスーパー
に買物に行ってたんだけど,田舎の場合,野菜類は裏の畑で作ってたりするの
で,「今日も○○があるから××にしよう」という感じになります.
特に野菜類の場合,成る時はまとまって成るから,7 月の第 2 週は毎日キュ
ウリが10本ずつ,ナスビが 5 本ずつとれる,みたいな世界で,いかにナスビ
やキュウリを食うかに頭を悩ます日々.しかも回りも農家なので,同じくいろ
いろ野菜を作っているから,「おすそわけ」と称して,スーパーのレジ袋一杯
トマトが届いたり,オクラやエンドウが届いたりするからいよいよ大変.家人
がいない時,戸口に枝豆が一束置いてあったりするのを見ると,「きつねの恩
返し」の世界かと思ってしまふ(苦笑)
街に住んでいるとついつい野菜とかはスーパーにいつでもあるように感じてし
まうのだけど,本来こういう風に実りの時期とそうでない時期はあるもので,
昔の人々はいかに長く食いつなぐかを考えて,漬物などの保存食を作り出した
のだなぁ,,と実感する今日このごろ.
-近くの農家の野菜といえば、私の住んでいるあたりは西の京の野菜農家が健在。家の軒先の縁台におりおりの野菜を積んで売っています。で、その野菜で作った「御輿」ご存じですか。北野のずいき祭というのですが、この時の御輿が野菜で飾られます。屋根が赤、白のずいきで、いろんな色のとうがらしや、花で、そりゃもう見事! http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/zuikimaturi.html この祭のことを北野天満宮に聞きにいったことがあるのですが、「御旅所とは?」と聞いたとき、「神さまが本殿からでかけられて途中で休憩するところですわ」と、とてもまじめな顔で答を聞いたことがありました。このあたりの人はごくごく普通に「おたびしょ」と呼んでますけれど。 -- [[なかたにちえ]] SIZE(10){2004-08-07 (土) 13:22:00}
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