#navi(FAQ) カテゴリー: ウィンドウシステム
マイクロソフトのライセンス契約によると、日本語フォントのみを抜き出して別の OS環境で利用することは問題になる可能性がありますので、以下の方法は your own risk で対応してください。
1)Windows 環境から必要な TrueType フォントを Linux 環境へコピーする
デュアルブートマシンで Windows が /dev/hda1、Plamo Linux が /dev/hda2 だった 場合は以下のような形になります。
# mount /dev/hda1 /win -t ntfs # cp /win/WINNT/Fonts/ms*.ttc /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType # cp /win/WINNT/Fonts/arial* /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType # chmod a+r /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/ms*.ttc # chmod a+r /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/arial*
日本語フォントではありませんが、arial なフォントをコピーしないと、 input box に入力できなくなるようです。
2) TrueType 用の fonts.alias, fonts.dir を Windows 用のものに差し替える
Plamo の場合、あらかじめ fonts.alias_with_ms や fonts.dir_with_ms という設定 ファイルが用意されているので、シンボリックリンクを張り替えるだけです。
# cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType # rm fonts.dir fonts.alias # ln -sf fonts.alias_with_ms fonts.alias # ln -sf fonts.dir_with_ms fonts.dir
3) X の再起動
上記設定を行った上で X を再起動すれば Windows の標準日本語フォントが 優先的に使われるようになります。
この件に関して追加情報などありましたら、以下にどうぞ;