* Plamo64-1.0でNFSサービス提供不可 [#lbc79c4d]

メッセージ

NFSクライアント側は問題ないけど、サーバ側では正常に動作していない模様。 ざっと見、Plamo64-1.0で使っているnfs-utils-1.2.0はkernel-3.0以降に対応しておらず、 rpc.nfsdでカーネルのnfsスレッドが上がらない(2.6.38.4くらいまでは上がっていたので気づかなかった)。

nfs-utils-1.2.5に上げれば動きそうだけど、バイナリを更新するだけではなく、以下のような設定ファイルの修正も必要だった。

nfs        2049/tcp 
nfs        2049/udp  

を追加。このへん、最近のIANAのservicesやprotocolsの情報と同期した方がよさげ。

portmapはobsoleteで、最近のnfs-utilsはIPv6にも対応しているrpcbindが必要らしい。

nfs-utils-1.2.5のドキュメントにはrpc.mountdを起動してからrpc.nfsdを起動するように書かれているけど、 手元で試した限りではその順番だとダメで、exportfs -av してから rpc.idmapd -> rpc.statd -> rpc.nfsd -> rpc.mountd と起動してやる必要があった。

一応、そのあたりを反映して initpkgで /etc/servicesと/etc/rc.d/rc.inet2をイジるような処理を組み込んだ nfs_utils-1.2.5 パッケージを作成してみたので、必要な方はテストよろしく。




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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:44