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FD を使った boot  CD boot  キーボード設定  fdisk でパーティション作成

Plamo Linux 3.3 インストール & 種々設定あれこれ : その1

まず, FD ブートのブートローダ GRUB が起動した画面です, FD は最初 bootdsk を使います.

【図1-1】
boot grub
この画面は,放置しても 30 秒後に自動的に, Enter キーを押せばすぐに起動が開始されます.
FD ブートの場合では, 次の rootdsk に交換するメッセージが出て止まりますから, rootdsk と入れ替え Enter します.
【図1-2】
change to the rootdsk
ブートメッセージが流れて,次の画面で止まります.
【図1-3】
login as root
画面のように,root と入力して Enter すると, 次の画面になります.
【図1-4】
input setup
この画面で setup と入力し Enter すると, インストーラの画面【図1-5】が現われます.

ノート PC などで,PCMCIA なカード類を認識させたい場合は, この画面に表示されているメッセージに従って,カード類を装着してから, setup と入力する前に,

    # pcmcia

と入力して Enter してください.pcmcia-cs cardmgr が起動します.
cardmgr が出力するメッセージが終了してもプロンプトに戻らない場合は,Ctrl + c と打ってプロンプトに戻り,setup と入力します.

CD ブートの場合は,次の画面が現れます.
( この画像では 3.2 と表示されていますが,実際には 3.3 と表示されます.)
【CD-boot】
select jp
このように,boot: に plamo と入力すると, これまでと同じ日本語版のインストーラを使います.
英語版を使うには,eplamo と入力します.
英語版を選択すると,各メッセージ/menu が次の画面のようにすべて英語表示になります.
【eplamo-menu】
eplamoメニュー
日本語版インストーラでは画面が表示されないとか,CD-ROM の動きが異常になるなどの現象がでる場合は,英語版を試してみてください.
FD boot の場合は,bootdsk + erootdsk を使用してください.
【図1-5】
setup menu
このセットアップメニューの各項目の移動には, 矢印キー( ↑↓),Ctrl + n 及び Ctrl + p ,または, 各項目の先頭のアルファベット文字のキーを用います.
< OK >  < Cancel> や, <YES >  < NO > を選択するには, 矢印キー(→ ←) や Tab キーを用います.

106 や 109 など日本語キーボードを使っている場合は, この画面の選択状態のままで Enter します.

これまではインストーラを起動した状態ですと, キー配列は 「US 101」 になっており,配列を変更すると 「日本語 106」 になりましたが,今回のインストーラでは,起動した状態で 「日本語 106」 の配列になるように変更されました.

これに伴い,従来は 「日本語 106 キーの配置」 にチェックマークが入っていましたが, これに加えて 「「半角/全角」キーを ESC に(日本語 106 キー: 常に有効)」 にもチェックが入りました.
これは「日本語 106 キーの配置」にチェックを入れると, 自動的に「「半角/全角」キーを ESC に(日本語 106 キー: 常に有効)」 も有効になるように設定されていますから, たとえこの部分のチェックを外しても,「半角/全角」キー ⇒ ESC にバインドされます.

US 101 キーを使っている場合は, 該当するメニューを選択しスペースキーを押してチェックを外してください. Cancel でこのメニューを抜けても 「日本語 106 キー」になってしまいます.
【図1-6】
keyboard layout
この画面の通りキーボードの配列を変更できます.
[X] この選択状態を変更するには,各項目に移動して Space を打ちます. 変更項目を選択したら,Enter すると【図1-5】の画面に戻ります.
【図1-5】
setup menu
Plamo をインストールするパーティションをすでに用意している場合は, この画面で installを選択してインストール作業に入りますが, 用意していない場合は,fdisk や cfdisk を使ってパーティションを作る作業を行なう必要があります.
まずは,fdisk を使う方法です. セットアップメニューで fdisk を選択します.
【図1-7】
setup menu fdisk
fdisk を選択すると最初に現われる画面です.
【図1-8】
fdisk HDD selection
この画面には, 現在マシンに接続されている HDD がすべてリストアップされますから, Plamo をインストールする HDD を選択して Enter すると fdisk が起動します.
コマンドに m を入力してまずヘルプを読み,コマンドの使い方を覚えましょう.
次に n を入力して,新規パーティションを作ります.
【図1-8-1】
fdisk help
この例では,510 cylinders,4194 MB の容量がある /dev/sda を, 基本パーティション 1 として 256M , 基本パーティション 2 として残りすべてを割り当て, その情報を表示させたところです.
( 基本パーティション 1 は, swap パーティションに割り当てる予定の場所です.)
【図1-8-2】
fdisk partitioning
次は,1 番のパーティションの ID を Linux swap に変更するために Hex code のリストを表示させ,82 Linux swap を選択した画面です.
【図1-8-3】
fdisk Hex code list
次は,変更の内容を表示させ間違いのないことを確かめ, パーティション情報をディスクに書き出し fdisk を終了します.
【図1-8-4】
fdisk writing table
次のページで cfdisk を使った場合の説明をしていますが, fdisk でパーティションの作成を終了したなら, セットアップメニューに戻りますから,install を選択して作業を継続します.
【図1-9】
start install Plamo



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